開催情報
【作家】加納俊輔【期間】2021年10月26日(火)― 2022年1月23日(日)
【開館時間】10:00~18:00
【休館日等】月曜日 ※ 祝日の場合は開館 12月27日(月)~2022年1月3日(月)は年末年始のため休館
【料金】無料
https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20211026-20220123#tab_cont01
会場
会場名:京都市京セラ美術館 ザ・トライアングルwebサイト:https://kyotocity-kyocera.museum/
アクセス:〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町124
電話番号:075-771-4334
概要
加納俊輔は京都をベースに主に写真を用いた作品を制作、発表しているアーティストです。加納は複数回の撮影を重ねて複雑なレイヤーを持つ一枚のプリントを仕上げ、日常的な事物や風景の中にもう一つ別の世界の断面を垣間見せるような試みをしています。地下1階の展示室では近年集中的に取り組んでいるシリーズ「Pink Shadow」の最新作を発表します。写真の裏面に、ドット模様などが入った透明シートを添えて後ろから光をあてて撮影することで、表裏の錯綜した関係を表現しています。このシリーズ作品は、鑑賞者に「見る」ことにまつわる感覚的な反応の不確実さを想起させます。また、1階のガラス面には日々のスケッチのように制作し続けてきたドローイング/コラージュのシリーズ「圧縮トレーニング」から最新作を布に拡大印刷した大型のインスタレーションとして展示します。
新鮮な知覚の揺れを伴う「見る」ことの不思議をご堪能ください。
加納俊輔(かのう・しゅんすけ)
Kano Shunsuke
1983年大阪府生まれ。京都嵯峨芸術大学大学院(現・嵯峨美術大学大学院)芸術研究科版画専攻修了。現在、京都市在住。写真、版、コラージュ、映像などを混交して用いた作品で知られる。2011年に「キヤノン写真新世紀2011」、「第15回岡本太郎現代芸術賞」にそれぞれ入選して以降、継続的に作品を発表。また、THE COPY TRAVELERSの一員として「MOTアニュアル2019」(東京都現代美術館、2019年)に参加している。