• 2020年01月29日

開催情報

【期間】
公開ゲネプロ
2月13日(木) 19:30~20:30
本公演
2月14日(金) 19:30~20:30
2月15日(土) 14:00~15:00 / 19:30~20:30
2月16日(日) 15:00~16:00
【開館時間】10:00ー20:00
【休館日等】会期中無休
【料金】
一般前売 2,800円 / 一般当日 3,000円
学生前売 2,500円 / 学生当日 2,800円
一般ペア前売 5,000円 / 学生ペア前売 4,000円
(ペアチケットは前売のみ販売)
公開ゲネプロ前売 1,800円 / 公開ゲネプロ当日 2,000円
(公開ゲネプロは2月13日に開催)
https://www.kac.or.jp/events/27563/

会場

会場名:京都芸術センター ギャラリー北・南 ほか
webサイト:https://www.kac.or.jp/
アクセス: 〒604-8156 京都府京都市中京区 室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
電話番号:075-252-1161

概要

役にも立たない言葉にも、必ず出番はあるものだ。
特に鳥の言葉の場合には…。(『クレオールの民話』より)
2017年に複数のテクストをコラージュし上演した『鳥を吐き出す。』のリクリエイションを行い再演します。
世界には多くの似通った民話が存在しています。お婆さんが助けた鳥から恩返しされる話、子供が物々交換をして大金持ちになる話…。これらの物語は国や地域が違っていても共通のキーワードを持ち、人間の無意識にある世界認識をユーモラスに描き出しています。本作では、植民地主義下で独自の文化を作り上げたカリブ海 マルティニック島の民話集『クレオールの民話』と、韓国・朝鮮の民話集『ネギをうえた人』をテクストとして使用します。そして、民話と並行して展開されるのは、グローバル化の始まりと言われている1493年のコロンブスの航海の日記を要約した『コロンブス航海誌』です。
民話によって描き出される人間の無意識化の世界認識と、コロンブスに始まった、”新大陸の発見”という西洋から見た世界認識。二つめの異なった地域の民話と世界の均一化の切っ掛けである航海の日誌が交差し、互いに批評し合いながら、現代を生きる私達の偏狭さへと帆をあげます。