• 2020年02月14日

開催情報

【期間】2020年1月4日(土)〜3月8日(日)
【開館時間】10:00~19:30(入室は19:00まで)
【休館日等】月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
【料金】一般500円(400円)、大学生400円(320円)、高校生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
*上記料金で、総合展示と3階フィルムシアターがご覧いただけます
 (催事により有料の場合があります)

会場

会場名:京都文化博物館 2階総合展示室「京の至宝と文化」
webサイト:http://www.bunpaku.or.jp/exhi_shibun_post/itokyuzaburou2019/
アクセス:〒604-8183 京都市中京区三条高倉
電話番号:075-222-0888

概要

伊藤久三郎は、1906年(明治39)、京都市下京区に生まれました。12歳で京都市立美術工芸学校予科に入学し、絵を学び始めます。1928年(昭和3)に京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)を卒業後は上京し、一九三〇年協会や二科会、九室会などで活躍しました。戦況の悪化で1944年(昭和19)に帰郷、敗戦後は京都を拠点として、儚くもユーモラスな絵画を制作し続けます。伊藤は京都における抽象画の先駆とも言うべき存在でした。
戦前のシュルレアリスムの影響を感じさせる画風から、戦後の自由なイメージの展開へ。変化する画風に通底するのは、夢と現実社会、幻想と抽象が交錯し共存する、両価的な世界です。
本展では、主に京都府が所蔵する伊藤久三郎作品を中心に、伊谷賢蔵や福井勇ら、共に戦後の行動美術協会で活躍した作家の作品も併せてご紹介します。
〈関連イベント〉
ギャラリートーク
2月14日(金)18:00〜
会場:2階展示室内