開催情報
【作家】千本木 晴【期間】2021年6月8日(火)- 6月13日(日)
【開館時間】12:00―18:00
【休館日等】月曜
【料金】free
※入場は閉館の30分前まで。
会場
会場名:KUNST ARZTwebサイト:http://kunstarzt.com/index.htm
アクセス:京都市東山区三条神宮道北東角2F
電話番号:090-9697-3786
概要
千本木晴は、展示作品から鑑賞者までを含めた展示空間が一つになるような装置としてのテキスタイルの形を模索するアーティストです。「wall(2019)」や「ここちよいひのかたちⅡ(2020)」のようなテキスタイル表現により日常空間を軽やかに変質させることを試み、「私と日常のすき間を泳ぐ色(2021)」では空気中に漂う色や光を布に染めつけていく感覚を作品へと展開しました。
2018年から通崎睦美さんの衣装制作にも携わり、本展は、5月23日に開催される通崎睦美コンサートとゆるやかに結びついた展示になります。(KUNST ARZT 岡本光博)
展覧会内容
自身の作品を見ていると、ふと、どこからか音が聴こえてくるような気がした。
2018年から、木琴奏者・通崎睦美さんの衣装制作に携わり、「音」の存在が今まで以上に身近になったからかもしれない。
私は、空気中に漂う色や光を布に染めつけていく感覚を軸に制作を行なっている。
今回はそこに「音」という情報を加え、楽器の中を探検していくように、木琴の軽やかな音色や心地よいリズムを感じる空間を表現する。
耳だけではなく、身体全体で楽しんで頂きたい。
2021年5月23(日)に京都文化博物館 別館ホールで開催される、通崎睦美コンサート「今、甦る!木琴デイズ vol.14~ようこそ懐かしのラジオデイズへ~」で衣裳と舞台空間のデザインを担当します。
本展とゆるやかに結びついたものですので、合わせてご覧ください。
ステートメント
染料が染み込んだ布を通して日常の景色を覗くと、光や色などのあらゆる情報がより濃く感じ、その空間と自分が一体となったように錯覚する。
布の上に広がる色が、空間と自分を繋げてくれる。
その感覚と心地よさを頼りに、見る人と作品をはっきりと区別せず、空間と一体となるような装置としてのテキスタイルの形を模索する。