開催情報
【作家】本田 莉子【期間】2021年4月13日(火)から18日(日)
【開館時間】12:00―18:00
【休館日等】月曜
【料金】free
※入場は閉館の30分前まで。
会場
会場名:KUNST ARZTwebサイト:http://kunstarzt.com/index.htm
アクセス:京都市東山区三条神宮道北東角2F
電話番号:090-9697-3786
概要
KUNST ARZTでは、本田莉子の初個展を開催します。本田莉子は、古来からの人と布との関りをベースに、スピリチュアルな場を生み出すアーティストです。
卒業制作作品でもある「儀式のように織る-大漁旗 3.11-」は、地元福島の被災地で使われていた大漁旗を裂き、
アトランダムに並べ替え、“巨大な合掌”のような形に縫製したインスタレーションです。
本展は、今年2月に東京都美術館で行う、鉄製の1m60㎝もある大きな針と糸を用いたパフォーマンスから展開した展示の構想です。
ご注目ください。
(KUNST ARZT 岡本光博)
展覧会コンセプト
針と糸によって作られるものには、目には見えないものへの信仰心が宿っているように思う。
その祈りは、たくさんの人には共有されにくい。
しかしある土地の、ある時間の中では必然の行為なのだ、まぎれもなく。
それは時に、人が生き抜くための祝祭となる。
2020年から制作し始めた本作は、私自身或いは、遠いどこかの誰かの物語。
未曾有の時代の中にいる私たちにとっての針と糸の物語なのである。