• 2021年03月01日

開催情報

【作家】上田 愛
【期間】2021年3月30日(火) – 4月4日(日)
【開館時間】12:00―18:00
【休館日等】月曜
【料金】free
※入場は閉館の30分前まで。

会場

会場名:KUNST ARZT
webサイト:http://kunstarzt.com/index.htm
アクセス:京都市東山区三条神宮道北東角2F
電話番号:090-9697-3786

概要

KUNST ARZT では、昨年に引き続き、上田愛の個展を開催します。
上田愛は、女性用下着で構築したオブジェを通して、虚像と肉体の関係を考察するアーティストです。
連作「Dress code」は、“下着”という見せない/見えない衣類を縫い合わせ、綿を詰めたオブジェです。
本展では、多角的に展開してきた連作「Dress code」の最初から最新作までを進化論的な切り口でインスタレーションする予定です。ご注目ください
(KUNST ARZT 岡本光博)
アーティストステートメント
幾つかの生物は種の保存のために自らを装飾することで生存競争を勝ち抜いてきた。
人間もその一種だ。
しかし他の生物とは異なり現代に至るまで人間の装身行為はエスカレートし、独自の発展をなしている。
あくまで異性の目のためにあったコスチュームは自らの快楽のためのものに変化した。
私はコスチュームを扱う作品を通して古い身体感から抜け出した新たな現代の身体を模索している。
展覧会コンセプト
私たちが毎日行っている装身行為は自分というスタティックな存在を、無限に再生可能 なヒロインに変換する行為のようだ。
幾重にも身に纏い未知の私を毎朝のように形どる。
肉体に一番近い下着は生存戦略的な
可変プロテクターではないだろうか。