開催情報
【作家】前田菜月
【期間】2013年10月8日(火)~10月13日(日)
【料金】無料
http://kunstarzt.com/exhibition/Artist/044MAEDA/MAEDANatsuki.htm
会場
会場名:KUNST ARZTwebサイト:http://kunstarzt.com/
アクセス:〒605-0033 京都市東山区夷町155-7
電話番号:090-9697-3786
開館時間:12:00~19:00(最終日17:00まで)
休館日等:月曜日休み
概要
KUNST ARZT では、前田菜月の個展を開催します。前田菜月は、なんでもない日常の現象から、
世界のあり方を抽出するアーティストです。
もずくを食べながら、シャーレ内に残ったもずくの様を
文様として抽出した「もずくづ」。
道路に落ちているモノをマッピングすることによって
文様を抽出する展開。
また振動のカタチを抽出する連作では、
バイクの振動や貧乏ゆすりといったユーモラスな着眼点とともに、
より根源的な地球に内在する大地のエネルギーを感じさせる
魅力をも内包しています。
ご注目頂ければ幸いです。
(Kunst Arzt 岡本光博)
アーティスト・ステートメント
隣の人が貧乏ゆすりをしている。
少女が縄跳びをしている。
その両者はただ動いているだけだが身体やまわりの空気もうごいている。
空間全体が動いている。
山や谷を崩す風化や浸食も、実はベランダで、
自転車のタイヤで、私の口内でおこっている。
例えば、いつも何気なく食べている食品のなかに、
文字や生き物のカタチが見えたり、
雨上がりの坂道にただ落ちている枝と
水たまりとゴミの落ち方が気になるときがある。
それを可視化していくこと。
パターンとして記録して並べてみて見ること。
あらゆるパターンが毎日の中に限りなく落ちていることに気付く。
その出来事にどういったルールや
道具をあてがうかで認識できる物が変わる。
私は日々起こる現象の外側をパターンとして記録し提示する。