開催情報
【期間】2019年1月12日(土) – 2月11日(月・祝)【開館時間】11:00〜19:00
【休館】月曜休館(祝日・振替休日の場合は開館、翌火曜日に休館)
※1月14日(月・祝)、2月11日(月・祝)は開館、1月15日(火)は休館
【料金】無料
http://gallery.kcua.ac.jp/exhibitions/20190112_id=12812#ja
会場
会場名:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAwebサイト:http://www.kcua.ac.jp/gallery/
アクセス:〒604-0052 京都市中京区押油小路町238-1
電話番号:075-253-1509
開館時間:11:00〜19:00
休館日等:月曜日
概要
京都市立芸術大学は、1880年の開学より日本の芸術文化の火床として世界への発信基地であり続けてきました。そしていま、2023年に予定された郊外から都市部への移転を控え、改めて「芸術であること」「大学であること」「地域にあること」の意味を問い直しています。それはアートの視点から大学や地域を捉える作業であると同時に、大学や地域の視点から、独りよがりなアートを捉え返す作業でもあります。このような問題意識から、モノゴトを多方向から捉え、その視差から世界を多元化する状況の発振●●に携わるアートマネジメント人材の育成を目指すプログラム「状況のアーキテクチャー」では、2016年から3年間、《物質:大学所有アーカイブの創造的な活用法を探る》《生命:ケア×アートで新たな生存の技法を探る》《社会:地域コミュニティのコアを担い得る芸術大学の活用方法を探る》という3つのテーマを掲げて活動を行ってきました。それは、芸術・大学・地域をつなぐ役割としてのアートの可能性を検討する多様性に満ちたプロジェクトを通して、身体や集団を通じて多様な知と技術を結びつけること、社会の生な現場に巻き込まれながら渦を作ることの二つを交差させ、クリティカルかつ創造的なビジョンを発振●●させる実験場を作り上げる試みでもあります。
この3年間の活動を集約した本展では、大学の移転へ向けた「仮設避難所」を@KCUAに出現させます。視覚情報だけでなく、聴覚やあらゆる身体感覚に作用する空間は、《物質》《生命》《社会》を巡るさまざまなファクターを星座のように結びつけ、多角的な思考を促す「多感覚的な鑑賞と参加の場」となることでしょう。