開催情報
【作家】水田寛
【期間】2013年9月21日(土) ~ 9月29日(日)
【料金】無料
http://www.kcua.ac.jp/gallery/exihibition/4400.html
会場
会場名:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAwebサイト:http://www.kcua.ac.jp/gallery/
アクセス:〒604-0052 京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1
(堀川御池ギャラリー内)
電話番号:075-253-1509
開館時間:11:00〜19:00(入館は18:45まで)
休館日等:月曜日(祝日の場合火曜日休み)
概要
このたび、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAでは、水田寛の個展「レトロポリス」を開催致します。水田は、京都市立芸術大学美術研究科絵画専攻油画を修了後、アートコートギャラリーやMEM、ギャラリー恵風での個展、またMOTアニュアル(東京都現代美術館)、VOCA展(上野の森美術館)等のグループ展に出展するなど活躍が目覚ましい注目の若手作家です。
これまで水田は、収集した資料やスケッチ、経験、記憶をたよりに試行錯誤しながら絵画作品をつくり、発表を続けてきました。今回の個展では、作者自身が、落書きや漫画の模倣を繰り返していた美術教育を受ける前の自分を振り返り、現在の作品に通じるものを見つけようと試みています。
この度の出展作品の一つに、一度キャンバスに描かれた油彩画が、切り取られ、別の絵と継ぎ合わされたシリーズがあります。描かれたイメージの中には、画面のサイズを決めずに描き始められたものがあり、これは、チラシの裏などに、完成か未完成かを問わず、余白等も気にせず絵を描いていた頃を参考にしています。この手法では、別の絵が継ぎ合わされることで、未完のイメージが集積し、それが自ずと画面の厚みや奥行きとなっていきます。
今回の展覧会名の「レトロポリス」とは、絵を描くということへの率直な欲求と、美術教育がもたらした影響とを見つめなおし、そこから新しい作品群を建設して行くイメージに着想を得ています。日々活動を続け、新たな表現を模索する作者の姿勢を確認することが出来る展覧会です。是非、多く皆様にご高覧頂けますようお願い申し上げます。
関連イベント
■オープニングレセプション
2013月9月22日(日)16:00 – 19:00
入場無料、事前予約不要
作家による作品解説&森林食堂のおいしい出張カレーもございます。
お気軽にお越し下さい。
主催:京都市立芸術大学
お問い合わせ:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA 075-253-1509