開催情報
【作家】石井海音【期間】2022年2月18日(金)〜2月25日(金)
【開館時間】12:00〜18:00
【休館日】日曜日、月曜日、祝日休み
【料金】無料
https://www.imuraart.com/exhibition/2022/01/mimic-pt1.html
会場
会場名:imura art gallery Kyotowebサイト:http://www.imuraart.com/
アクセス:〒606-8395 京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31
電話番号:075-761-7372
概要
アーティストがアーティストを模倣するプロセスを記録するリサーチプロジェクトMIMIC(ミミック)の第一回成果物展示この度、イムラアートギャラリーでは、リサーチプロジェクトMIMC(ミミック)による特別展「MIMICのリサーチ・アーカイブ pt.1 石井海音」を開催いたします。
MIMICは、2019年にアーティストの岡本秀(日本画、漫画)、熊野陽平(現代美術)によって立ち上げられたリサーチプロジェクトです。 2021年度より、京都市立芸術大学芸術資源研究センターの重点研究プロジェクトとして採択されています。
本プロジェクトでは、現在活動を続けるアーティストのリサーチとアーカイブを通じて、これからの美術史における作者や作品、地域の語り方を探っています。 MIMICは、プロジェクト名の通り、対象に選んだアーティストが扱う技法やテーマを、調査者が「模倣(MIMIC)」することによってリサーチを行います。 このリサーチの過程で発生する作品制作や、対話の記録によって、アーティストの用いる固有の技術を、より開かれたものへと読み替えることを試みています。
特に初回となるリサーチでは、2021年10月にイムラアートギャラリーにて個展「視線のたより」を開催した石井海音(油画)の調査を行ってきました。 このリサーチでは、普段は日本画を扱うMIMICの岡本が、石井の作風を模倣した油画作品を制作しています。岡本は、石井と同世代で、おばけや画中画といった同様のモチーフを扱うなど、近い関心を持ちつつも異なる質の絵画を制作する点が、石井へのリサーチを行うきっかけとなったとしています。 なぜ扱うモチーフが共通してくるのか、同時に、そこでどのような方向性の違いが見えてくるのか。リサーチでは、岡本の模倣(MIMIC)を媒介することで、石井の絵画や、同時代、同世代の作品に関する一つの視座が提示されています。
石井についてのリサーチの成果展となる本展では、アーカイブ映像とプロジェクト内で制作された作品を展示いたします。また、MIMIC岡本と石井の新作も一点ずつ展示されます。
会期中は、MIMICや石井に関するトークイベントも合わせて開催されます。同時代の絵画や、京都の美術について考える機会となる本展をぜひご覧ください。
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、ご来廊の皆様へお知らせとお願いです。 ・すべての方にマスクの着用をお願いしております。 ・風邪や発熱などの症状のある方は来廊をお控えください。 ・ギャラリー内が混み合う場合には、入り口でお待ちいただく場合がございます。
◼︎関連トークイベント ※要予約
2月19日(土)開催 MIMICの活動や石井海音作品について、ゲストを交えてトークを行います。
受付・詳細↓
MIMICウェブサイト