開催情報
【期間】2023年3月3日(金) – 3月8日(水)【開館時間】12:00-18:00
【休館日等】会期中無休
【料金】無料
会場
会場名:GALLERY HEPTAGONwebサイト:https://www.heptagonworks.com
アクセス:〒602-8175 京都市上京区下立売通智恵光院西入中村町523
電話番号:080-7583-3388
概要
感情や音・香りなど、 目には見えないものを線で描く 染色造形アーティスト/あおきさとこの個展。 拠点を京都から関東に移し、はや1年が経ちました。 代表作の手染の布を使ったsilkresinシリーズから、 新シリーズのチタン金属に描く作品等も出品致します。 終わりのない、想いをぎゅっと詰め込んだ線画は 今の、すぐそこにある大切なものに気づき、 見る人の心をそっとあたたかくしてくれる事でしょう。 異素材で変化する不思議な線画をおたのしみください。 この時期に毎年恒例の「春からはじまるカレンダー」も本展にて先行販売致します。
【あおきさとこ ステートメント】
あおきさとこの作品は、抽象画のようで具象画でもある。
“ 具象と抽象の間 ”を行き来する作風は、見る度に発見があって飽きさせない。
その独特な世界感を通じ、日々の暮らしの中で心持ちが前向きになれるような、物語性を感じられる作品をつくり続けている。
手染めの絹布と樹脂をあわせて布を造形する「 silk resin シリーズ 」は、シワの美しさや立体美、濡れ色の瑞々しさ等、 布の良さを最大限に引き出す為に生まれたシリーズで、コロナ禍で樹脂と出会った為、希望のシリーズでもある。 布が見せる一瞬一瞬の姿を、( 樹脂で固めることで ) 永遠に魅せるカタチにしたそれは ” 布の剥製 ” のような作品だ。
染色技法は「 筒描き 」を用い 、染料を絞り出しながら細い線を描いていく。 これらの線画のほとんどを下図なく描いていく “ 終わりのない線画 ” が特徴的。
染色技法は「筒描き」を用い、染料を絞り出しながら細い線を描いていく。
これらの線画のほとんどをほぼ下図なく描いていく“ 終わりのない線画 ”が特徴的。
感情や匂いなど、“見えないけどすぐそこに在る大切なもの”は常に変動的で、同じものがない。
その時々に合った線を、その場で紡いでいく。