• 2018年03月23日

開催情報

【作家】井上隆夫
【期間】2018年3月10日(土) — 3月30日(金)
【開館時間】12:00~18:00
【休館】月曜休廊
【料金】無料
http://www.galleryshirakawa.com/blog/?p=1976

会場

会場名:ギャラリー白川
webサイト:http://www.galleryshirakawa.com/
アクセス:〒605-0822 京都市東山区祇園下河原上弁天町430-1
電話番号:075-532-2616
開館時間:12:00~18:00
休館日等:月曜休廊

概要

和紙を表現素材に新たな視点を提示する作品を数多く手がけてきた井上は、役目を終えた廃材を今日的媒体である「広告紙」を使った紙粘土で再現。<黙する言語>と名付け、私たちの過去の日常をつなぎ、人の営みを顕在化しようと試みます。ギャラリー白川では4回目の個展です。黙する言語<なにかのなにか>どうぞ、ご高覧下さいませ。
アルチュール・ランボーが「永遠、太陽にとろけた海」と詩ったように、「とき」や「ねがい」の顕在は無いのかも知れない。「カラマーゾフの兄弟」で兄イヴァンは「神はいない」と断言。そうかも知れない。そんな中、有限を生き、刻まれる「ときとき」を愛し、肯定と否定の繰り返しの中での結晶が、水辺の石ころのような「もの」になることを夢見てきた。 廃物、それは「不立文字」へのone scene. 井上隆夫(喜寿のとき)