• 2022年02月14日

開催情報

【出展作家】有田やえ・大村優里・兼先恵子・澁谷和子・高須英代・丸山敦子・三浦以左子・向井詩織・八幡はるみ・山下茜里(五十音順)
【期間】2022年2月22日(火)~2月27日(日)
【開館時間】12:00-19:00 (最終日のみ17:00まで)
【休館日等】月曜日
【料金】無料

会場

会場名:ギャラリーヒルゲート 1,2F
webサイト:http://www.hillgate.jp/
アクセス: 〒604-8081 京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535
電話番号:075-252-1161

概要

京都は長い歳月をかけて染織文化をはぐくんできました。みやこが置かれる以前にも、たとえば聖徳太子ゆかりの広隆寺がある「太秦」の地名は古代氏族の泰氏が絹織物をうず高く積んだことに由来するといわれます。染織の歴史が脈々と息づく土壌から西陣織や友禅染が花開き、「京の着倒れ」といった形容も生まれました。
2015年の第1回展につづく今展では、90歳から20代まで10人の異なる世代の女性作家の作品を紹介致します。
伝統に学びつつ伝統を超えていく、作家それぞれが取り組んだ「今」を映し出す表現に出会えることと期待しています。 
                          深萱 真穂 
有田 やえ Yae ARITA
1996 京都精華大学 デザイン科テキスタイルデザイン専攻卒業
1998 京都市立芸術大学 大学院美術研究科 染織専攻修了
1999 ’00 ’01 ’02 ’03 ’04 ’11 ’16 ’17 ’20(GALLERYGALLERY/京都,同時代ギャラリー/京都 ギャラリーゴトウ/東京)
2002 新鋭美術選抜展(京都文化博物館/京都)
2003 京都美術工芸新鋭選抜展 (’05)(京都文化博物館/京都)
2003 第13回染・清流展(染・清流館/京都)
1996~21 アーティフィシャルな位相(天野画廊/大阪))
2021 染・清流展(染・清流館/京都)
大村 優里 Yuri OMURA
2014 京都精華大学大学院芸術研究科染織領域 修了
2018~ 京都精華大学テキスタイル専攻 講師
2017 第73回現展 新人賞受賞、第9回祇園祭展(染・清流館/京都)
   改組新第四回日展 入選
2018 第57回日本現代工芸展 新人賞受賞
   個展(ギャラリーマロニエ/京都)
2019 第58回日本現代工芸展入選、第22回染・清流展 (染・清流館/京都)
兼先 恵子 Keiko KANESAKI
1991 京都市芸術新人賞、染・清流展(18回出品)(染・清流館/京都)
2008 京都工芸ビエンナーレ 特別記念テーマ部門大賞(京都文化博物館)
    第40回日展 特選、改組新第5回特選(2018年)(国立新美術館)
2010 近現代染色の展開と現在展(つくば美術館/茨城)
2015 第37回日本新工芸展 内閣総理大臣賞(国立新美術館)
2019 京都の染織〔1960年代から今日まで〕(京都国立近代美術館)
    個展(ギャラリーなかむら/京都)
現在 日展準会員、日本新工芸家連盟理事、京都工芸美術作家協会、京都芸術大学・嵯峨美術大学・大手前大学・沖縄県立芸術大学 非常勤講師
澁谷 和子 Kazuko SHIBUYA
1955 京展(’56,’63市長賞、’79 京展賞)
1957 京都市立美術大学工芸染織専攻科卒業
1971 染織の新世代展(国立京都近代美術館)
1993 京都府あけぼの賞 大阪絵画トリエンナーレ 京都市美術館買上げ
1994 現代の染展(国立国際美術館)
1998 京都美術文化賞 受賞記念展 於・京都府文化博物館
2001 京都の工芸-1945~2000-(京都国立近代美術館)(東京国立近代美術館)
2003 京都市芸術功労賞
2017 澁谷和子展 Part1、Part2(2018年)(染・清流館/京都)
2019 京都の染織〔1960年代から今日まで〕(京都国立近代美術館)
高須 英代 Hideyo TAKASU
1983 美大受験生として澁谷和子先生宅に通う
1991 京都精華大学染織デザイン専攻卒業、小学校図画工作教員をへて造形ワークショップ活動と個展等で作品を発表
2011 個展「いっぽんの木」(ギャラリーhedghog/京都)
2016 型染めと木彫二人展(ギャラリーマロニエ/京都)
2017 個展「十字架の道ゆき」(和中庵/京都)
2019 祇園祭展(染・清流館/京都)
2020 「via dolorosa悲しみの道」(ギャラリーマロニエ/京都)
2021 染・清流展(染・清流館/京都)
丸山 敦子 Atsuko MARUYAMA
1994 成安造形短期大学(染織専攻科)修了
1991 彦根市美術展 近江同盟新聞社賞(’92)
1992 滋賀県美術展覧会 美術協会理事長賞  ’93芸術文化祭賞 (’07)
1993 京展 あかね賞(京都市美術館)
1994 京都工芸ビエンナーレ・染 アート展
1995 GEN-GEN-TEN染色六人展 (ギャラリーマロニエ/京都)
1996 染・清流展(染・清流館/京都)
2010 第21回シルク博物館全国染 織作品展奨励賞
2018 第21回祇園祭展(染・清流館/京都)
三浦 以左子 Isako MIURA
1969 京都文教短期大学 卒業
1987 父・三浦景生に師事し、個展を中心に染作家活動を始める
1992- 京展 ’93’95あかね賞・’98NHK京都放送局長賞・
     ’04楠部賞(京都市美術館)
1996 全日本染織新人展 京都商工会議所会頭賞、新匠展 奨励賞
2005-06 世界ろう染大会inボストン(ボストン・ワシントンDCシアトル巡回)
2006-11 三浦以左子展 藤屋画廊(東京・銀座)
2008 京都ビエンナーレ展
2009-19 第17回~第22回 染・清流展(染・清流館/京都)
1999-13 ギャルリー田澤・ギャラリーヒルゲート・ギャラリーマロニエ・ギャラリー島田(神戸)で個展
向井 詩織 Shiori MUKAI
2015 西インド・カッチ地方でテキスタイルを独学
2016 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 テキスタイル専攻 編入
2018 同大学卒業、Sufiyan Ismail Khatri のブロックプリント工房にて滞在制作
2019 同工房と業務委託契約、工房初の外国人ブロックプリンターとなる
2020 田中直染料店とアジュラックの染料を再現
武蔵野美術大学卒業制作 優秀賞
第74回堺市展 教育委員会教育長賞
第2回全国大学選抜染色作品展 優秀賞
八幡 はるみ Harumi YAHATA
2010 近代染色の展開と現在(茨城県つくば美術館/茨城)
2013 八幡はるみ 工芸・東洋館を祝う(大原美術館工芸館・東洋館/倉敷)
2016 革新の工芸(東京国立近代美術館工芸館/東京)
2019 京都の染織(京都国立近代美術館)、京都美術文化賞
2021 京都府文化賞、Colors(ギャルリ・オーヴ/京都)
2022 個展「宇宙を言祝ぐ」(染・清流館/京都)
コレクション:東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立国際美術館、京都文化博物館、京都市立芸術大学、京都芸術大学、染・清流館
山下 茜里 Akari YAMASHITA
2021 京都精華大学博士前期課程修了
2017 第55回兵庫県展 部門大賞(知事賞) 工芸部門
2019 第22回染・清流展 (染・清流館/京都)
2020 YAMASHITA Akari solo exhibition-BORDER- (KUNST ARZT/京都)
    YAMASHITA Akari solo exhibition-PANOPTICON-
    (ギャラリーマロニエ/京都)
2021 SUIKEI ART FAIR OSAKA (Zentis Osaka/大阪)
    A-Lab Artist Gate 2021(あまらぶアートラボA-Lab/兵庫)
    体内で満ちて(ART SPACE NUI/京都)
    第23回染・清流展 (染・清流館/京都)
    山下茜里個展-beyond the skin-(楽空間 祇をん小西/京都)