• 2019年06月01日

開催情報

【作家】宮川隆
【期間】2019年6月21日(金)~7月13日(土)
【開館時間】13:00 – 19:00
【休館】日・月曜日
【料金】無料

会場

会場名:ギャルリー宮脇
webサイト:http://www.galerie-miyawaki.com/
アクセス:〒604-0915 京都市中京区寺町通二条上ル東側
電話番号:075-231-2321
開館時間:13:00~19:00
休館日等:日、月休廊

概要

 宮川隆は1955年宮古島生まれのグラフィック・デザイナー。デザイン業のかたわら、1993年からインク線描によるドローイングをするようになる。「肉体の反応のままに描いてみた」というその作品は、宇宙から自身の身体へと降りそそぐメッセージを受信し、ひたすら自動筆記的に紙上に描き下ろされる。それは一見、文字のような形態の線描となって表されている。メッセージの記録であるから画家本人は解読できるそうだが、見るものにはさっぱりわからない。それは、稲妻のようなジグザグの線描であり、柳葉のような流麗な曲線であり、蔓髭のような渦巻きの絡まり合いであり、そして宇宙のような真空の余白である。ケオティックだが美しい、無秩序の秩序だ。こうした宮川隆の作品は、この宇宙のどこかに存在する光景あるいは何某かの “意味” を顕現しているのではないか…。