開催情報
【作家】シュテファン・シュピーヘル
【期間】2014年9月27日(土)~11月2日(日)
【料金】無料
http://gakeigimlet.org/2014/07/ss_linesofpower/
会場
会場名:雅景錐webサイト:http://gakeigimlet.org/
アクセス:〒603-8312 京都市北区紫野中柏野町23
電話番号:075-432-8283
開館時間:14:00〜19:00
休館日等:月曜日〜木曜日、日曜日、祝日予約制
(金曜日、土曜日はオープン)不定休有り
概要
「スピリチュアル・ミニマリズム」を唱え、東洋美術の伝統から多くを吸収し取り入れたバーゼル出身のスイス人画家、シュテファン・シュピーヘルの日本初個展が、白沙村荘橋本関雪記念館新館こけら落し記念として9月下旬より開催されます。《BLOSSOM:開花》という名称で知られる一連の代表作品や、最新作も展示いたします。白沙村荘橋本関雪記念館の開催に合わせ、雅景錐ではシュテファン・シュピーヘル個展《LINES OF POWER :ラインズ オブ パワー》を開催予定にしております。もう一つの代表作となる《Eternal Line : エターナル・ライン》シリーズより派生する本展は、モノトーンのドローイング群を紹介いたします。シュテファン・シュピーヘルは、スイス国バーゼルで1950年に生まれ、バーゼルで美術教育を受け、ヨーロッパ有数の著名な芸術センターにて芸術を学びました。シュピーヘルが師事したイタリア人画家であるベッペ・アセンザは、有名な革新的芸術家でした。その画法において、色彩とフォルムの役割を認識することに多くの注意を払うことを学び、その技術がシュピーヘル作品の基礎となっています。一方、欧州、アジアの様々な国において長期滞在による彼の創作の発展に影響を与えました。特に台湾、インドネシア(バリ島)、日本の影響は、シュピーヘルにとって大きな体験となっています。
シュピーヘル芸術の基本コンセプトは、「スピリチュアル・ミニマリズム」と呼ばれ、また40年間に及ぶ西洋美術の熱情と統合、伝統に基づいた形象と色彩の実験から新たな芸術の表現を見い出しています。また彼が長くアジアに滞在中に表現を成熟させ、東洋的感性から無形の連携を築いてきました。その結果、シュピーヘル作品の視覚効果・スタイルにおいて、美しく純粋なライン、色彩と表面のリズミカルな交差が織りなす独特の空間を示し、東洋美術の伝統から多くを吸収したイメージと対峙させていきます。
またシュテファン・シュピーヘルの主な個展には、アートバーゼル17 (1986) | バーゼル、国立ロシア美術館|サンクトペテルブルグ(1998) 、Karin Sutter |バーゼル(2006)、ルードヴィッヒ美術館|ロシア(2007)、Galleria il Rivelino | ロカルノ(2010) 、RUarts Gallery | モスクワ(2012)ほかDmitriy Semenov Gallery(ロシア)やフォーシーズンズ・リゾート・ジンバラン | インドネシア他多数の展覧会にも出展されています。日本では、グループ展にて大原美術館 (岡山)や原美術館 (東京)でも紹介されています。主なパブリックコレクションには、クレディ・スイス銀行 (ローザンヌ)、バーゼル市や州、 チューリッヒ州、ロシア国立美術館など多数の欧州各国 (財団、大学、州、企業等)を中心に広く収蔵されいています。
*また本展は、雅景錐の第2回アニバサーリー記念の展覧会としても紹介いたします。
後援:公益財団法人 橋本関雪記念館
白沙村荘 橋本関雪記念館GARDEN&MUSEUM
スイス大使館(申請中)
協力:ギャラリー G−77
公認:日本とスイスにおける国交樹立150周年記念事業 (申請中)