• 2019年02月07日

開催情報

【出展作家】藤元明
【期間】2019年1月27日(日)〜3月2日(土)
【開館時間】11:00~21:00
【料金】入場無料
【休館日等】会期中無休
https://hotel-anteroom.com/exhibition_cat/1990/

会場

会場名:ギャラリー9.5(ホテルアンテルーム京都内)
webサイト:http://hotel-anteroom.com/gallery/
アクセス:〒601-8044 京都府京都市南区東九条明田町7番
電話番号:075-681-5656
開館時間:11:00〜21:00
休館日等:-

概要

2021#ANTEROOM KYOTO
近年、情報とインフラの発展により、日本に限らず世界的な潮流として「観光」※3を目的として海外を訪れる動向は、増加傾向にある。日本では、2020年のオリンピック・パラリンピックを控え、日本政府の目標である4000万人※4の訪日外国人観光客誘致を目指している。東京では、300を超える大型建築プロジェクトが進行しており、各々のエリアマネジメントを中心に都市は変貌を遂げている。エリアマネジメントは、その場特有の体験を提供することで「観光」の一端でもあり、近年、アート・アーティストの活動の場となる新たな局面が増えている。しかし、観光客の即時的な体験需要に対し、アーティストの提供する体験は根本的にズレがあり、デリケートなチューニングが必要である。常に時代の権威と寄り添い、または反発してきたアートが、2020年に向け膨張する「観光」という新たな権威に対し、どのように向き合うのべきなのだろうか。
明治初期から観光と向きあい「保つ」ことで成立させてきた京都は、東京とは構造的に違い「歴史」そのものが観光資源である。需要に対し供給側が追いつかない状況が加速する中、2020年までに京都の宿泊施設は5万室※5を超えるという見込みもあり、観光客が宿泊施設に新たな体験を求める動きもある。
今回、会場となるHOTEL ANTEROOOM KYOTOは、2011年の開業から「常に変化する京都のアート&カルチャー」をコンセプトに宿泊体験を提供する、NEO KYOTOの潮流と言えるかもしれない。
藤元明