開催情報
【作家】Mel Stringer,楊学徳 aka Tak
【期間】2013年8月16日(金)〜9月8日(日)
【料金】300円、中学生以下無料
http://www.foiltokyo.com/gallery/exhibitions.html
会場
会場名:FOIL GALLERYwebサイト:http://www.foiltokyo.com/
アクセス:〒602-8453 京都市上京区笹屋町通智恵光院西入笹屋町1-519
マーブルビルディング3F
電話番号:075-451-6162
開館時間:11:30~20:00(初日は18時まで)
休館日等:水曜日休み
概要
「昔から〈好き!〉なふたり ―― 奈良美智」フォイル・ギャラリーでは、奈良美智キュレーションによる、オーストラリア出身のメルと香港で活躍中のタクことTak の2人展「Mel Tak」を開催します。
1987年生まれのメル・ストリンガーは、現在ブリスベンに暮らしながら、イラストレーターとして精力的に作品を制作しています。彼女と奈良美智との出会いは、5年ほど前、オーストラリアから届いた一通の手紙でした。当時目まぐるしく加速する時間のなかで制作に没頭していた奈良美智は、フレッシュなメルの作品から多くの力をもらいました。
1970年香港生まれのヤン・ホク・タクことTakとの出会いは数年前。昔からの奈良の友人である香港のディレクターから紹介され、一目でその作品を気に入りました。今でも度々香港へ訪れては親交を深めています。 英国統治下にあった中国圏という、特異な文化が混在する香港で生まれ育ったTakに、奈良は作家としての、作品としての豊かさを発見します。
シャープなラインとキュートな色彩で奔放な少女たちを描くメルと、漫画家としての地位も確立する実力派Takのユーモアあふれる作品。
本展では、メルはドローイング、Takはドローイングやペインティング、そのほかに作家のグッズなどを展示・販売します。皆様ぜひ足をお運びください。
Mel Stringer(メル・ストリンガー)
1987年オーストラリア・ダーウィン生まれ。2004年カジュアリナ・シニア・カレッジを卒業。現在オーストラリア・ブリスベン在住。フリーランスのイラストレーター、アーティストとして活躍。個展に「Whole Heart Zine Distro」(24 HR Art、ダーウィン、2005年)「Blemished(ベン・コンスタンティンとの2人展)」(Lamington Drive Gallery、オーストラリア・メルボルン、2009年)「Paperdolls Have Sherbet Dreams(イエローケーキとの2人展)」(Rabbit Hole Cafe、ブリスベン、2012年)。
楊学徳(ヤン・ホク・タク)aka Tak
1970年香港出身。高校卒業後、サーティン・テクニカル研究所でイラストレーションとグラフィック・デザインを学び、以降、様々な仕事をこなす。1998年、Cockroach Quarterlyより出版されたことを機に、漫画家としての活動を開始。2002年のデビュー作、グラフィックノベル『How Blue was my Valley』は、国内外で多くの注目と賞賛を浴び、2007年にはフランス語版を刊行。2004年より週刊で発表された『Biu Tung Wa Jap(ある超能力者の物語)』は全5巻で、『Bak Gwei Kat Cheung(流血劇場)』は全2巻で刊行された。2010年には香港の有名なアニメーション・シリーズ「Mcdull」の新しいアニメーション映像のアートディレクターを担当。個展に、「Mad Grass Show」(Hulahoop Gallery、香港、2008年)、「Mad Mushroom Show」(Booday Gallery、台湾・台北、2009年)。