開催情報
【作家】歌川国貞、歌川国芳、歌川広重 ほか
【期間】2013年8月15日(木)~9月9日(月)
【料金】一般800円(600) 高大学生600円(400) 小中生400円(200)
*( )内は、前売り料金/団体10名以上
障害者手帳をお持ちの方と付添者(1名)
(入館の際に証明できるものをご提示ください)
http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/floorevent/index_7f.html
会場
会場名:美術館「えき」KYOTOwebサイト:http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/
アクセス:〒600-8555 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
電話番号:075-352-1111
開館時間:10:00~20:00(入館は19:30まで)(最終日17:00まで)
休館日等:無休
概要
江戸時代、暑い夏を楽しく過ごす暮らしがありました。冷房のない時代のこと、涼を求める人々は水辺へと繰り出します。京の四条河原、江戸の隅田川岸は、最も有名な夏の人気スポットでした。 特に両国では5月28日の川開き以降、毎夜花火が打ち上げられ、夏の夜空を彩りました。両国橋の上には大勢の見物客が押し寄せ、そぞろ歩く川岸には水茶屋が並び、川面は沢山の涼み船で埋められるという、大変な賑わいを見せていました。漆黒の夜空に明滅する花火に一時暑さを忘れ、歓声が沸き上がります。江戸の繁栄を伝えるこの風景を、国貞、国芳、広重等の人気浮世絵師が競って描いています。納涼に出かける人々は、デザイン性豊かな浴衣を着て、おしゃれを楽しみました。手に持つ団扇は、美人画や、お気に入りの役者の舞台姿が描かれた美しいもので、涼しさを演出する必須アイテムでした。江戸の人々が工夫を凝らし、また楽しみながら夏を過ごしていたことが、浮世絵に描かれた情景から窺い知ることができます。 本展では(公財)平木浮世絵財団の所蔵より、納涼と花火など夏の風物詩を題材にした浮世絵、約120点を一堂に展覧いたします。主 催:京都新聞社、公益財団法人平木浮世絵財団
企画制作:アートワン