開催情報
【作家】藤田嗣治
【期間】2013年10月25日(金)~12月1日(日)
【料金】一般900円(700) 高大学生700円(500) 小中生500円(300)
*( )内は、前売り料金/団体10名以上
障害者手帳をお持ちの方と付添者(1名)
(入館の際に証明できるものをご提示ください)
http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/floorevent/index_7f.html
会場
会場名:美術館「えき」KYOTOwebサイト:http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/
アクセス:〒600-8555 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
電話番号:075-352-1111
開館時間:10:00~20:00(入館は19:30まで)(最終日17:00まで)
休館日等:無休
概要
1913年の夏、藤田嗣治(レオナール=ツグハル・フジタ、1886-1968)は画家を志し単身、船でフランスをめざしました。マルセイユ経由でパリに辿り着いた藤田は、すぐさまフランスでの生活に溶け込み、芸術家として注目されるようになります。当時のパリでは外国からやってきた数多くの芸術家たちが活躍しており、モディリアーニらの画家仲間たちと親しく交友し、アンリ・ルソーにも深く傾倒しながら、藤田は独自の表現を見出していきます。渡仏して3ヵ月後の1913年11月14日、藤田はパリのグランパレで開催された第11回サロン・ドートンヌの内覧会を友人の川島理一郎とともに訪れ、芸術家としての立ち位置を考える重要な契機を迎えます。異国の地で日本人であることを強く意識し、西洋と東洋の融合を模索するなか、なめらかな白い地塗りの上に細く繊細な墨線を駆使した“グラン・フォン・ブラン”(乳白色の下地)という揺るぎない独自性を獲得するのに至りました。こうした描法で描かれた裸婦や猫の独自の絵肌は、「素晴らしき乳白色の地」と賞賛され、高い評価を受けました。本展は、藤田が渡仏してのちラテン・アメリカへ旅立つまでの1913年から1931年までの時期に焦点を当て、フランスおよび日本各地から集められた作品を展覧。エコール・ド・パリの寵児「フジタ」誕生までの軌跡と同時に、パスキンやキスリング、ローランサンら藤田と時代を分かち合った芸術家たちの作品も合せて展示します。
主 催:京都新聞社
後 援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協 力:日本航空
企画協力:株式会社ブレーントラスト
【ギャラリートーク】
■10月25日(金)/午前11時・午後2時(各回約30分)
■7階=美術館「えき」KYOTO(ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
村上 哲氏(熊本県立美術館学芸課主幹・本展日本側企画・監修者)による作品解説
※マイクを使用し、移動しながら解説をいたします。
※事前申込み不要。参加費は無料ですが、美術館入館券は必要です。
※イベント内容が変更、または中止となる場合がございます。予めご了承ください。
※混雑した場合は、入管制限をさせていただく場合がございます。