開催情報
【作家】秋末一樹、中嶋凜、灰野源哉、橋本遊
【期間】2014年11月11日（火）〜11月16日（日）
【料金】無料
http://www.dohjidai.com/gallery/schedule-detail/?ev_cd=e000000045
会場
会場名：同時代ギャラリーwebサイト：http://www.dohjidai.com/
アクセス：〒604-8082 京都市中京区三条御幸町南東角1928ビル１階
電話番号：075-256-6155
開館時間：12:00～19:00(最終日18:00まで)
休館日等：月曜日（ただし祝日の場合は開廊）
概要
今回、『風景論』というテーマの下、各々が自由な形で写真を展示しようと思う。カメラを用い集積された、各人の敵対する幾つもの風景の断片が、この狭い空間を埋めつくすことになるであろう。そのようにして、羅列的に並べられた一連の写真群が、結果的にどのような意味を持つことになるのか、ぼくには未だ分からない。それどころか反対に、それら夥しい数の写真は、結局のところ、われわれには表現すべき何物も存在し得なかったということを、露呈するにすぎないように、ぼくには思えてならない。しかし、もしそうであるならば、この展示はより一層、われわれにとって重要なものになるに違いない。われわれの時代を包み込む、むなしい空虚さだけがそこに残ろうとも、ぼくは一向に構わない。われわれはカメラを手にした。一体、何を映すべきなのか、何故未だ、飽きもせずにファインダー越しに広がる風景を見つめているのか。われわれを激しく突き動かしている、得体の知れない何かを、今、われわれは見てみたいと夢想する。