開催情報
【作家】松本央【期間】2023年3月18日(土) – 2023年3月29日(水)
【開館時間】13:00~18:00 ※最終日午後4時閉廊
【休館日等】-
【料金】無料
http://combine-art.com/html/artist/ar_schedule.php?id=20
会場
会場名:COMBINE/BAMI gallerywebサイト:http://www.combine-art.com/
アクセス:〒600-8824 京都市下京区二人司町21
電話番号:075-754-8154
概要
私はこれまで赤く小さな苺の姿に魅力を感じ何気なくモチーフとして描いてきました。 改めてよく調べてみると実に多くの品種があり、当然のことながらそれぞれに特徴を持っており、食用として品種改良が進んだ苺は美味しく見た目も美しくなるよう選別、洗練され現在も改良が進められています。現在流通している品種はオランダイチゴといい、そのルーツは18世紀のオランダにあります。この事実を知ったときはびっくりしました。17世紀のオランダの画家であるレンブラントに憧れを抱き、絵を描いている私はモチーフとしてしか見ていなかった苺に妙な親近感と愛着を覚えるとともに、私が描く意味が見いだせたような気がしました。
小さく可愛いイメージの苺ですがよく見るとフラクタルな形の集合体で少しグロテスクでもあります。そして当然のことながら同じ形の苺は二つとこの世に存在はしません。
私が描く作品も同様に手作業で制作している以上全く同じ物は作れません。 「全ての巡り合わせや出会いは二度と訪れることのない一度限りのことである。」 そんな当たり前の事実がシンクロすれば面白いなと思い作品として表現してみることにしました。今回の展示が「いちごいちえ」の出会いの場となれば幸いです。