開催情報
【期間】2013年6月8日(土)~2013年9月1日(日)
【料金】一般900円(800) 大高生500円(400) 小中生無料
()は団体(20名以上)金額
障害者手帳をお持ちの方:300円
会場
会場名:アサヒビール大山崎山荘美術館webサイト:http://www.asahibeer-oyamazaki.com/
アクセス:〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
電話番号:075-957-3123
開館時間:10:00~17:00(最終入館は16:30まで)
休館日等:月曜日休み(祝日の場合火曜日休み)
2013年9月2日(月)~9月22日(金)まで設備工事のため休館
概要
鳥、うさぎ、蛙から空想上の動物グリフィンまで、バーナード・リーチ(1887-1979)の作品にはじつにさまざまないきものが見られます。彫絵、色絵、掻落(かきおとし)など多様な技法でうつわに描かれ、なかでも動物は多くのバリエーションが生みだされました。柳宗悦(1889-1961)がリーチの優れた陶工としての顕著な資格のひとつとして、絵が描けるということをあげているように、早期からたしかな画力を身につけ、秀逸なドローイングやエッチングを残しています。
1911年、日本の地で偶然に体験した楽焼の絵付のおもしろさに心を奪われ、リーチは陶芸家としての道を歩み始めました。富本憲吉(1886-1963)とともに六世尾形乾山(1851-1923)のもとでやきものの技術を学び、やがてうつわにその画才を存分にふるうことになります。
リーチは自然を深く愛し、周囲の情景を常に観察しスケッチしていた一方で、東西の古作の研究にも熱心に取り組みました。現実の動物から着想を得たもの、伝統的図柄に学んだもの、それらのうつわに描かれた動物たちは、いずれも生を得たようにいきいきとしたリーチ特有のいきものの姿となり、おおらかで柔和な素地に、のびのびと自由に跳躍しているのです。リーチの手掛けたうつわに登場する、ユニークで愛嬌のある動物たちをご紹介いたします。
イベント、その他
アサヒ ラボ・ガーデン提携企画 レクチャー「バーナード・リーチのうつわの絵」話し手:当館学芸員
日時:2013年6月29日(土) 14:00〜15:00
場所:アサヒ ラボ・ガーデン(最寄:JR大阪駅・各線梅田駅)
内容:企画展の理解をより深めるためのレクチャー
参加費:無料
定員:各回40名、要申込(先着順)
参加受付:5月中旬頃よりアサヒ ラボ・ガーデンのホームページ上で受付開始
http://www.asahigroup-holdings.com/research/labgarden/
ギャラリートーク
日時:展覧会期間中、第2、第4土曜日 14:00〜14:30
場所:当館展示室
内容:当館学芸員による展示の見どころ解説
参加費:無料、ただし美術館入館料は別途必要 ※事前申込不要
ワークショップ「山荘のどうぶつ観察ノートを作ろう」
日時:【1】8月3日(土) 【2】8月17日(土) 14:00-16:00
場所:アサヒ ラボ・ガーデン(最寄:JR大阪駅・各線梅田駅)
内容:当館の作品に見られる動物のおはなしをもとに、オリジナル観察ノートをつくります
参加費:500円
定員 : 各回20組、要申込(先着順)
参加受付:7月中旬よりアサヒ ラボ・ガーデンのホームページ上で受付開始