• 2021年05月25日

開催情報

【作家】桝本佳子
【期間】2021年5月6日(木)~6月25日(金)
【開館時間】10:00-20:00
【休館日等】土曜・日曜・祝日
【料金】無料
https://www.wacoal.jp/studyhall/gallery/event/article149980

会場

会場名:ワコールスタディホール京都 ギャラリー
webサイト:https://www.wacoal.jp/studyhall/
アクセス: 京都市南区西九条北ノ内町6ワコール新京都ビル1、2階
電話番号:075-556-0236

概要

このたび、ワコールスタディホール京都にて、桝本佳子の個展「Blue Birds/Blue Ceramics」を開催いたします。
桝本佳子は1982年兵庫県生まれ、京都市立芸術大学 美術学部修士課程陶磁器専攻を修了、現在滋賀県の信楽にて制作活動を行っています。
彼女は「器であって器でないもの」という一貫したテーマのもと、伝統的な陶芸の技法を応用しつつ絵皿や壺から鳥や植物が飛び出していたりするなど、実用とはかけ離れた、ユーモアと親しみやすさのある魅力的な作品を制作しています。本展では新作約75点を展示し、桝本にとって一番大掛かりな作品展示となります。
「ヨーロッパをぶらぶらしている時、東洋陶磁器のコレクションがずらりと並べて飾り付けられているのをしばしば目にしました。
中世に東洋の美しい器をコレクションするのが流行し、王侯貴族がこぞって邸宅に並べ立てたのだと言います。
その中でも強烈だったのが、ドイツのシャルロッテンブルク宮殿の磁器の間でした。
青い染付けの器が、床から天井まで所狭しと並べられているのです。
あまりのド派手さにショックを受けると同時に、この迫力に立ち向かうモチーフで大型のインスタレーションができれば面白いものになるだろうと思いました。
その構想から10余年を経て、多くの方々のご協力のもと、ようやく実現することができました。
今回は青い染付けのイメージから、海鳥をモチーフとしています。
合計75点の器の組み合わせで、今まででいちばんの大掛かりな作品となりました。
楽しんでいただければ幸いです。(桝本佳子)」