開催情報
【作家】明楽 和記【期間】2020年9月19日(土) – 2020年9月20日(日)
【開館時間】12:00-18:00
【休館日等】-
【料金】無料
会場
スタジオツキミソウwebサイト：https://tsukimisou88.tumblr.com/
アクセス：〒606-8335 京都府京都市左京区岡崎天王町76−8
電話番号：050-7117-2593
開館時間：12:00-18:00
休館日等：-
概要
絵は上手くないが、関心がある明楽が具体の流れを汲むクラスに入ったのはある意味、運命的とも言えるだろう。入学してすぐ、ほかの生徒が絵筆を使って描く中、誰に言われるまでもなく支持体そのものを真っ二つにしたり、電動の玩具を使って描かせたりしていた。そして、ミニマリズムやコンセプチャル・アートなど、具体以降の美術の文脈も取り入れながら、絵画の解体と再構築を続けていく。それは具体という枝を、伸ばしていくようなものかもしれない。20代の終わりに自分のやっていることに限界を感じた後、哲学や思想を学びなおし、日本だけでなくインドやヨーロッパの教会や聖地をひたすら巡るようになる。これは絵画の土台にある宗教に着目したからであり、その国の土着の絵画の在り方を探っている。今年、２kw galleryで開催された個展では、神道における物とそれが置かれる場所との関係を参考にしながら、環境に影響され、絶えず変化し続ける作品を展示した。その延長にある「器」と題された、今回の展覧会では、鏡を使った新作を展示し、周囲の景色を解体しながら、絵画を構成する要素として取り込んでいく。
明楽 和記 （AKIRA Kazuki）略歴
2012年 成安造形大学 今井祝雄 研究室 修了
2020年 個展「絵画」2kwギャラリー,滋賀
2019年 「Another Story」あさご芸術の森,兵庫
2019年 個展「Playground」Gallery PARC,京都
2016年 「六甲ミーツ・アート」 六甲山,兵庫
2016年 個展「６０」ギャラリーあしやシューレ,兵庫