• 2014年09月18日

開催情報

【作家】
contact Gonzo
【期間】2014年9月18日(木)〜 9月28日(日)
【料金】無料 
http://www.galleryparc.com/exhibition/index.html

会場

会場名:Gallery PARC
webサイト:http://www.galleryparc.com/
アクセス:〒604-8082 京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル
[ル・グランマーブル カフェ クラッセ]2階
電話番号:075-231-0706
開館時間:11:00~19:00(金曜日のみ20:00まで、最終日は18:00まで)
休館日等:月曜日休み

概要

ギャラリー・パルクでは、9月18日[木]~28日[日]まで、9月27日より開催されるKYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭2014の関連イベントとして、contact Gonzo(コンタクトゴンゾ) による展覧会を開催いたします。
 「 KYOTO EXPERIMENT」は2010年秋に誕生した、京都初の国際舞台芸術フェスティバルであり、京都国際舞台芸術祭実行委員会(京都市、京都芸術センター、公益財団法人京都市芸術文化協会、京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター、公益財団法人 京都市音楽芸術文化振興財団)の主催により 本年で5回目の開催を迎えるものです。PARCでは2010年より過去4回を通じて協力展として関連展覧会を開催しています。
 contact Gonzoは、肉体の衝突を起点とする独自の牧歌的崇高論を構築し、即興的なパフォーマンス作品や、映像、写真作品を発表するアーティスト集団であり、近年ではニューヨーク近代美術館(MOMA)でのパフォーマンス公演や、写真家・ホンマタカシと共同制作した舞台作品『熊を殺すと雨が降る』(AI HALL/2013)を発表するなど、国内外で活動の幅を広げています。
 本展では、2014年4月に「六本木アートナイト」で発表した展示作品《黒い家》から発展した新作をご覧いただくもので、空間には、「《黒い家》の壁」が出現します。そして、その壁の向こうからは、「Gonzo的身体論」と名付けられるような奇妙な声や音が聞こえてきます。それらは、10月15日に西京極スタジアムで予定される彼らのパフォーマンス『xapaxnannan(ザパックス・ナンナン):私たちの未来のスポーツ』に関するリサーチやクリエーションの過程の中で生まれたものであり、スタジアムでの公演に際したイントロダクションとしても機能します。
 鑑賞者は、身体表現のジャンルを超え、新基軸を開こうとするcontact Gonzoの次なる思考や行為、企みの一端を、その声や音、空間を隔てる巨大な《壁》から感じ取ることができるのではないでしょうか。
企画趣旨
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭2014の関連イベントとして、公式プログラム参加アーティストでもある、contact Gonzo(コンタクトゴンゾ)による展覧会を行います。contact Gonzoは、人と人が殴りあい、肉体を衝突させあうスリリングなパフォーマンスで人々を魅了し、舞台芸術だけでなく現代美術の領域からも注目を浴び続けています。本展では、2014年4月に発表した《黒い家》からさらに展開した新作を展示します。今回、彼らはKYOTO EXPERIMENT公式プログラムとして、西京極スタジアムを会場に、スポーツと芸術の狭間で、動きそのものが人を魅了する仕組みや見せ物としてのスペクタクルについて思考する新作パフォーマンスを行います。ギャラリー内に出現させる黒い壁から聞こえてくるのは、スタジアムで発表する新作に向けたリサーチやクリエーションをもとに生成されていく、Gonzo的身体論とも名付けられるような奇妙な音。新作に向け体と頭で思考し続ける彼らの記録を抽出、翻訳する本展を、スタジアムを訪れる前にぜひ体感してください。

プロフィール

contact Gonzo (コンタクトゴンゾ)
2006年に塚原悠也と垣尾優により結成。肉体の衝突を起点とする独自の牧歌的崇高論を構築し、即興的なパフォーマンス作品や、映像、写真作品を制作。contact Gonzoとは、集団の名称であると同時に彼らの追究する方法論の名称でもある。現在、事務所を自分たちで作りながら、様々な果物を時速100キロで身体に打ち込む実験や山中の斜面を滑り降りる「山サーフィン」を開発中。メンバーは個々においてもそれぞれの分野で作品を発表、もしくは料理や読書等をしている。セゾン文化財団助成対象アーティスト。トヨタ コレオグラフィー アワード 2014ファイナリスト(塚原悠也として)。
http://contactgonzo.blogspot.jp