• 2014年09月19日

開催情報

【日時】2014年9月28日[日]9:00-17:00
【料金】1,000円 *要予約
http://appartsstudio.tumblr.com/post/97651359977/app-arts-studio-vol-11-app-arts

会場

 
会場名:KYOTO ART HOSTEL kumagusuku
webサイト:http://kumagusuku.info/
アクセス:〒604-8805 京都府京都市中京区壬生馬場町37-3
  

概要

APP ARTS STUDIO vol.11土をつく床
APP ARTS STUDIOは、applied arts(応用芸術)としての「工芸」を作り手の視点から読み解くことを目的としたプログラムです。2014年秋冬に京都市中京区壬生にオープンする〈KYOTO ART HOSTEL kumagusuku〉は、宿のなかで展覧会が開催され、宿泊しながら作品を深く味わうことのできる場として運営されていきます。APP ARTS STUDIOでは、昨年より「工芸の家」というプロジェクトを立ち上げ、工芸家がいかにして建築に関わることができるのかを考えてきました。本プロジェクトでは、既存の建物の構造や意匠を生かしつつ、床、壁、柱、階段などに土、木、漆などの自然素材を用いることで、建物の経年とともにその土地の風土に根付いていく空間を演出していきます。本ワークショップでは、一階のスタジオと中庭の約45平米の床面に三和土(たたき)という工法によってタイル片を施工していきます。
APP WORKSHOPタイルのタタキ
三和土(たたき)とは、真砂土と消石灰とにがりの三種類の原料を練り合わせ、木槌などでたたいて床を作っていく工法です。本ワークショップでは、そうした三和土の工法の応用として、街中で採取してきたタイル片などを敷き詰めた床を作り上げます。               
日程|2014年9月28日[日]9:00-17:00
定員|10名
料金|1,000円 *要予約
WORKSHOP予約方法|
氏名/住所/電話番号/メールアドレスを明記の上[appartsstudio@gmail.com]までお申し込み下さい。当日まで受け付けていますが、定員になり次第、締め切らせて頂きます。詳しくは[http://appartsstudio.tumblr.com/]にてご確認ください。

プロフィール

萩野 哲也|左官職人・さくあん
昔から伝わる「土の仕事」を普及するために各地でワークショップをお手伝いされている。土を舐めて粒の大きさを確かめるなど「自然素材」だからできること。ユーモアと熱意にあふれる素敵な親方。
木村 慎弥|建築家 ・一級建築士
1983年兵庫県生まれ。2007年兵庫県立大学大学院博士前期課程修了。2012年まで株式会社鴻池組に勤務。2012年より、建築リサーチ組織RADに参加し、「HAPS BASE WORKSHOP」「堀川common」を担当。個人での建築設計、および「同じ景色を見ている」としても活動。
中村 裕太|美術家
1983年東京生まれ、京都在住。2011年京都精華大学芸術研究科博士後期課程修了。博士(芸術)。京都精華大学・京都造形芸術大学非常勤講師。〈民俗と建築にまつわる工芸〉という視点からタイル、陶磁器などの理論と制作を行なう。http://nakamurayuta.jp/