• 2013年07月10日

開催情報

【期間】2013年7月26日(金) – 2013年8月14日(水)
【料金】無料
http://blow-works.com/gallery/press/130726_0814.html

会場

会場名:gallery near
webサイト:http://blow-works.com/near
アクセス:〒606-8227 京都市左京区田中里ノ前町34-2 珠光ビル百万遍 B1F cafe dining near 店内
電話番号:075-708-8822
開館時間:12:00〜22:00(最終日17:00まで)
休館日等:木曜日休み、8月1日(木)・8月8日(木)は休廊
※7/26(金)はオープニングパーティー開催の為、17:00クローズとさせていただきます。展示のみのご利用・通常のカフェ利用をご希望の方は、16:30までにお越しください。

概要

2013年7月26日(金)から8月14日(水)までの18日間、gallery nearにて、白白庵 × gallery near「tokonoma 展 -Japanese “TOKONOMA” Style Exhibition-」を開催いたします。
本展は、昨年末に惜しまれつつもギャラリー業務を終了し、現在はアートディレクターとして、百貨店での企画展示やアートマネジメントを多く手がける【 neutron(ニュートロン) 】代表、石橋圭吾氏の新たなプロジェクト【 白白庵(ぱくぱくあん) 】と、京都における若手アートの発掘及び発信を目指す【 gallery near 】が、日本の伝統的な美意識「床の間」をテーマに、「しつらえ」という概念をより自由なものとして広く提示する合同企画展となります。
gallery near の壁面に常設されている展示台を「床板」と捉え、壁面に「gallery near」選出の6名の作家の平面作品を展示いたします。それぞれの平面作品の下部(床板)には「白白庵」選出の6名の陶芸作家の作品を、相性やイメージの合う作品同士(平面作品と陶芸作品)を自由に見立て、しつらえ(展示)いたします。また、それらメインのしつらえに加え、会場内の一角及び店内反対側のミニギャラリースペースでは、やはりお互いの作品を上手く対照させながら、その場でお持ち帰りいただける小作品及び陶器の展示、販売をいたします。
現代の感性により生まれた作品を、現代の「床の間」の「しつらえ」として提示することで、陶器と平面作品の組み合わせをお楽しみいただくと共に、過去には日本のどの家屋にも当たり前のように存在した「床の間」を改めて再考し、また、和室のみに存在する「床の間」に限定するものではなく、「床の間」の概念が生み出す「しつらえ」という、個人主体の美の遊び心を認識することのできる場として、現代の住宅事情にも溶け込むような新たな「概念=しつらえ」を発掘する機会となれば幸いです。
日本の住宅事情は、高度経済成長期から西洋建築の波に呑まれ、現在では洋室のみの住居が一般的となりました。畳を敷いた和室は徐々に影を潜め、「床の間」を見かけることが少なくなってから久しく、古来より受け継がれてきた「床の間に美術品を飾る」という意識が失われつつある現状の中、一方で、町屋や古民家などのリノベーションが注目され、日本の古き良き家屋が見直されるようになった昨今、もう一度「床の間」にスポットを当て、現代で活躍する作家の作品同士を見立て、しつらえることを通して、日本が誇る伝統的な美意識を再認識する機会を創出します。
本展をぜひご高覧くださいますよう、よろしくお願いいたします。
gallery near 延近 謙

イベント、その他

オープニングパーティー
日時:2013年7月26日(金) 18:00〜
料金:入場無料 ※要1オーダー(¥500)
出展作家が多数集まる交流会です。フード・ドリンクは、ALL 500円。お気軽にご来場ください。