• 2021年09月28日

開催情報

【期間】2021年7月21日(水)~10月10日(日)
【開館時間】9:30~16:30(入館は16:00まで)
【休館日等】月曜日、火曜日
【料金】一般400円、高校・大学300円、小・中学生200円
次の方は入館無料(要証明書):障害者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名/70歳以上の方/京都府下の大学、高等学校、中学校、小学校、特別支援学校等に在籍する学生・生徒・児童/京都大学の学生・教職員

会場

会場名:京都大学総合博物館
webサイト:http://www.museum.kyoto-u.ac.jp
アクセス:〒606-8501京都市左京区吉田本町 京都大学総合博物館
電話番号:075-753-3272

概要

 京都大学医学部医学科では、過去においても現在においても、常に既存の医学を学ぶだけではなく、新しい医学をつくりだす医学者の視点と現場で働く医師の視点を兼ね備えた「医師」を育成してきました。本展では、この「医師」育成のための医学教育に用いられてきた教材の中から、明治から昭和初期にかけて制作・使用されてきたもの(教育掛図、皮膚科ムラ―ジュ模型等)と、現代のもの(人体を模して作られたシミュレーター等)を合わせて展示します。過去の教材は、長年、学内に保管されてきた今では同じように制作することは難しい貴重な史料です。これらの教材を通して、医学生たちがどのように医学を学び「医師」になっていくのか、また、こういった「医師」を育んだ本学医学部医学科の特徴的な医学教育や人材育成のあり方についても紹介します。本展が、これまでの医学教育を知り、見つめなおすだけでなく、これからの医学教育を考えていくきっかけとなることを期待しています。