• 2021年10月19日

開催情報

【作家】鈴木健太郎
【期間】2021年10月19日(火)~ 10月24日(日)
【開館時間】12:00~19:00(日曜日 ~18:00)
【休館日等】月曜日
【料金】無料
http://www.gallery-maronie.com/exhibitions/gallery3/7106/

会場

会場名:ギャラリーマロニエ
webサイト:http://www.gallery-maronie.com/
アクセス:〒604-8027 京都市中京区河原町通四条上る塩屋町332
電話番号:075-221-0117
開館時間:12:00~19:00(日曜日 ~18:00)
休館日等:月曜日

概要

視界に2つの領域が存在するとき、1つの領域は全体から浮き上がり、かたち(figure/図)になり、もう1つの領域は全体から退き、背景(ground/地)となる。
図と地の関係は、人の関心がどちらの領域にあるかで入れ替わり、私達の日常のあらゆる場面で確認できる。
例えば寺社に貼られた千社札は、そこが霊場であるため無数の札が貼られている場合が多い。
しかし、視点を変えれば無数の札が貼られている事で、そこは霊場として形作られているとも言える。
今回の展示では千社札をモチーフに、サイアノタイプの技法と独自の防染法を用いて、図と地が共有している輪郭線を部分的に破壊した。
2つの領域の境界線を曖昧にする事で、普段関心のない領域に焦点を当てる試みである。