開催情報
【作家】若木信吾【期間】2020年11月7日(土) – 2021年2月11日(木・祝)
【開館時間】11:00〜19:00
【休館日等】月曜日
【料金】無料
会場
会場名:ライカギャラリー京都webサイト:https://jp.leica-camera.com/
アクセス:〒605-0074 京都市東山区祇園町南側570-120
電話番号:075-532-0320
開館時間:11:00〜19:00
休館日等:月曜
概要
ライカギャラリー京都では、雑誌・広告・音楽媒体など幅広い分野で活躍する写真家・若木信吾の写真展「My Garden」2020年11月7日から2021年2月11日まで開催いたします。本写真展では、長きに渡りライカを愛用する若木信吾が、自然に咲き誇る花の美しさや形態としてのディテール、そしてその花の咲く風景を、新製品「ライカM10-R」で撮り下ろした作品15点と、大判パネル3点を展示いたします。
ある日、子供と図鑑を広げていて、植物が花を咲かせることを始めたのは白亜紀の前半だと知りました。種の保存と繁栄のため、昆虫の様な動く生物に花粉を運んでもらうという、確実な方法に進化をしたのです。つまり花は自分以外の種に見つけてもらうことで使命を全うするのです。
人間が誕生した頃にはすでに花は存在していました。そしてずっと人間の五感を刺激してきたのです。そのおかげで、我々は花の魅力に憑かれ続け、多くの新しい品種を作り出し、現在では様々な形で花に囲まれています。花がなければ人間は熱心に植物を育てなかったかもしれません。人間に育ててもらうことで生きながらえたのも花の運命でしょう。
一方、虫に受粉を促されながら、毎年人知れず咲き誇る自然の花たちもあります。そういう花たちを見つけた瞬間はとても興奮します。その偶然の出会いを素直に受け止め、記録するにはライカレンズの描写力とライカM10-Rのさらなる高画素数がとても適していると思いました。花そのものの美しさと、形態のディテール、さらにはその花の咲く風景を一度にとらえたいのです。
若木信吾
若木信吾 プロフィール
写真家/映画監督。1971年静岡県浜松市生まれ。ニューヨーク州ロチェスター工科大学写真学科卒業。雑誌・広告・音楽媒体など幅広い分野で活動中。浜松市の書店BOOKS AND PRINTSのオーナーでもある。映画の撮影・監督作品に『星影のワルツ』『トーテム~song for home~』『白河夜船』(原作:吉本ばなな)などがある。