開催情報
【作家】唐田綾子、沈楠、朱家宜、ジダーノワアリーナ、中村百花、平岡真生、船越菫【期間】2023年2月28日(火) 〜 3月9日(木)
【開館時間】11:00〜18:00
【休館日等】日曜日
【料金】入場無料
https://gallery.kyoto-seika.ac.jp/exhibition/230227a/
会場
会場名:京都精華大学ギャラリーTerra-Swebサイト:https://gallery.kyoto-seika.ac.jp
アクセス:〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
電話番号:075-702-5263
概要
手描きアニメーションと絵画は、動く絵 / 静かな絵として対照的なものだろうか?何枚もの絵を連続再生することでイリュージョンを見せる手描きアニメーションは、常に時間と共にある。それは我々人間や自然の「生」そのものとも似ている。静止した時間はほとんど死に近い。
では静止した絵である絵画の中に時間は存在しないだろうか。膨大な筆致が重なった画面。ダイナミズムを感じさせる画面。見る人によってその内容が移り変わっていく画面。こうして視点を変えれば、絵画にも時間は存在していると言えるかもしれない。
両者はともに一枚の絵から始まり、成長していく。
指先で一筆一筆描く中で作り手の意図や心境が画面に流れ込み、それらの絵が時には何千枚単位で綿密に繋ぎ合わさる。「ひとコマ」と言われる一枚は1/24 秒の存在でしかなく、それらがたくさん連続され、初めてアニメーション作品と呼ばれる。
絵画を描く前には、何枚もの習作と素描が重ねられる。最後に出来上がる作品は一枚でも、そこに何枚もの絵が畳み込まれている絵画は、手描きアニメーションと近いようでもある。
静と動、習作と本作といった一見対照的なもの達の境界に、異なる領域で活動する7名の作家が光を当てる。