開催情報
【作家】内原和之、おおしまたくろう、Authentics【期間】2020年10月14日(水)〜10月26日(月)
【開館時間】12:00~18:00
【休館日等】10月18日(日)・10月25日(日)
【料金】無料
【主催】力クラブ
https://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/past/2020/1014sanyo/index.php
会場
会場名:京都精華大学本館ギャラリーwebサイト:http://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/
アクセス:〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
電話番号:075-702-5263
開館時間:展覧会に準ずる
休館日等:日曜日・祝日・大学が定めた日
概要
足元にうごめく、季節の円環に沿って生生流転する生き物。絶えることなく道路で合図を出し続ける車のウィンカー。感染防止の役割を超えて一種の”マナー”となった世相を反映する、路上の使い捨てマスク。街はシステムが表出する場所である。
「参与観察」は人が社会で生きていく際、必ず行う自然な行為である。人は観察という行為によって、社会における自分の立場、視座を明らかにすることができる。「参与観察」を意識的に行い制作された、古典的な写真や絵画、インスタレーションが共存する今回の展示は、赤瀬川原平らの「トマソン」や、みうらじゅんの「飛び出し坊や」「since」など、路上観察学の系譜に連なる試みであると同時に、街や自らに潜むシステムを明らかにし、作者との社会的立場の距離感をもってこれを異化することを目的としている。
作家プロフィール
内原和之“油彩画を中心に制作。”
おおしまたくろう
PLAY A DAYをモットーに、身近な道具を改変した楽器の制作とそれらを組み合わせた少し不思議なパフォーマンスを行う。音楽や楽器の名を借りた遊びやユーモアによって社会の不寛容さをマッサージすることを目指す。近作に、車のウィンカーのタイミングのズレを利用したグルーヴマシーン「NB-606」、スケートボードとエレキギターを組み合わせた道楽楽器「滑琴(かっきん)」など。
Authentics
生きる上で感じる大小様々な疑問や、その背後に拡がるシステム・文脈への興味関心を動機とした、楽曲制作や写真撮影、路上観察などの虚業を愛する。