• 2015年02月14日

開催情報

【期間】2015年2月11日(水) – 2015年4月12日(日)
【料金】一般400円(300)高校生・大学生300円(200)小学生・中学生200円(100)
( )内は、20名以上の団体料金
70才以上の方,身体障害者手帳をお持ちの方は入館無料
http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/modules/special/content0049.html

会場

会場名:京都大学総合博物館
webサイト:http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/
アクセス:〒606-8501 京都市左京区吉田本町京都大学総合博物館
電話番号:075-753-3272
開館時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日等:月曜日、火曜日休み、年末・年始(12月28日~1月4日)
  

概要

医学を志す人たちに長く受け継がれている言葉が「医は意なり」です。この言葉の中心には「医の使命はただ一つ、病気になった人を直すこと」という真摯な気持ちがあります。
 一方で「意なり」を「威なり」や「異なり」と読みくだすことで、自分たちの慢心を戒める気持ちも込められています。曲直瀬道三や亀井南溟など、日本の医の先人たちは、この言葉を座右の銘とし、熱意と強い使命感をもって進歩に貢献しました。
 「第29回日本医学会総会2015関西」の開催を機に企画しました今回の医学史展では、まず、現代につながる江戸時代以降の医の発展に尽くした先人たちについて、関西に重点をおきつつ紹介します。また、医学、看護、助産とその教育、創薬と医療技術の返還を、明治から現在まで概観いただきます。さらに、最先端医学についても紹介します。そして、生命と生命理論、社会保障制度の歴史をご理解いただき、全体として「命をまもる知のあゆみ」を皆さんと一緒に学びます。
 医療にはまだまだ解決すべき課題がありますが、市民の皆さんや医療に関わる人たちとともに、過去の経験から学び、誰もが健康にすごせ、安心して子供を生み育める社会をつくりだすためのさらなるきっかけとなることを、心から期待いたします。
主催:第29回日本医会学総会2015関西、京都大学総合博物館
協賛:島津製作所/日本新薬/ツムラ/ナカライテスク/日本ベーリンガーインゲルハイム/和研薬