• 2020年12月21日

開催情報

【期間】2020/12/05(土) 〜 2021/03/22(月)
【開館時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日等】水曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始(12/28-1/4)
【料金】大人:200円
小中高生:100円
※京都市内の小中学生は土・日曜日は入館無料
※20名以上の団体は2割引となります

会場

会場名:京都市学校歴史博物館
webサイト:http://kyo-gakurehaku.jp
アクセス:〒605-0089 京都市東山区元町367-5
電話番号:075-344-1305

概要

京都の中学校に関する様々なトピックに焦点を当て、その中で紡がれてきた150年の「ものがたり」をご紹介する企画展です。
今から150年前の明治3(1871)年12月、「京都府中学校」の開業式が行われました。この学校は、京都で初めて「中学校」の名を冠し、なおかつ番組小学校を修了した人等を対象とした学校でした。
京都市は昨年の番組小学校の150周年に引き続き、今年も中学校の150周年という記念すべき年を迎えます。
この150年の歴史の中には、現在と違うからこそ面白く、不思議で視線な数多くの事実を見つけることができます。
例えば、戦前期の中学校(旧制中学校)は男子のみが通う学校だったため、現在の中学校(新制中学校)とは特徴も学校生活も全く異なっていました。
では、旧制中学校ではいったいどのような学校生活が送られていたのでしょうか。また、旧制中学校から戦後に男女共学の新制中学校に通うことになった時、生徒たちはどのようなことを思い、どのような形で学校生活を過ごすことになったのでしょうか。
そして、新旧両者の中学校の原点となった「京都府中学校」は、旧制中学校の制度が確立される明治30年代よりもずっと前に開校されていました。そのため、旧制学校とも、さらに同時代の他府県の中学校とも異なる京都独自の学校として歩みを見せることになりました。この「京都府中学校」とは、いったいどんな学校だったのでしょうか。
今回の企画展では、当時の授業カリキュラムを記した貴重な資料や、当時の中学生の日記、写真など様々な資料をご紹介します。ぜひご高覧ください。