• 2020年03月13日

開催情報

【作家】上田 愛
【期間】2020年3月10日(火)から15日(日)
【開館時間】12:00から18:00
【休館日等】月曜日
【料金】無料

会場

会場名:KUNST ARZT
webサイト:http://kunstarzt.com
アクセス:〒605-0033 京都府京都市東山区夷町155-7
電話番号:090-9697-3786

概要

KUNST ARZT では、昨年に引き続き、
上田愛の個展を開催します。
上田愛は、女性用下着だけで構築した彫刻を通して、
虚像と肉体の関係を考察するアーティストです。
連作「Dress code」は、
“下着”という見せない/見えない衣類を縫い合わせ、
綿を詰めた「彫刻」です。
本展では、連作「Dress code」に、
セクシーさを強調した下着を使用した【sexyLine】、
サイズが極小、極大な下着を使用した【+Line】
という新しい2つの展開が加わります。
ご注目ください。
(KUNST ARZT 岡本光博)
アーティストステートメント
幾つかの生物は種の保存のために
自らを装飾することで生存競争を勝ち抜いてきた。
人間もその一種だ。
しかし他の生物とは異なり現代に至るまで
人間の装身行為はエスカ レ ートし、
独自の発展をなしている。
あくまで異性の目のためにあったコスチュームは
自らの快楽のためのものに変化した。
私はコスチュームを扱う作品を通して
古い身体感 から抜 け出した
新たな現代の身体を模索している。
展覧会コンセプト
私たちが毎日行っている装身行為は
自分というスタティックな存在を、
無限に再生可能 なヒロインに変換する行為のようだ。
幾重にも身に纏い未知の私を毎朝のように形どる。
肉体に一番近い下着は生存戦略的な
可変プロテクターではないだろうか。