開催情報
【作家】端地美鈴
【期間】2013年10月15日(火)~10月20日(日)
【料金】無料
http://kunstarzt.com/exhibition/Artist/045HASHIJI/HASHIJIMisuzu.htm
会場
会場名:KUNST ARZTwebサイト:http://kunstarzt.com/
アクセス:〒605-0033 京都市東山区夷町155-7
電話番号:090-9697-3786
開館時間:12:00~19:00(最終日17:00まで)
休館日等:月曜日休み
概要
KUNST ARZT では、端地美鈴の個展を開催します。端地美鈴は、“消しカス”を効果的に用いることによって、
独特のコンセプチュアルな映像作品を生み出すアーティストです。
一見、ウィリアム・ケントリッジの「動くドローイング」を彷彿させますが、
端地作品は定点ビデオ・カメラで記録した
ノーカットの動画の早送りという操作のみによって成立しています。
そして何よりも、描いたモノを消す際に生み出される
“消しカス”を捨てることなく、
逆に“命あるもの、動きのあるもの”を描く素材として用います。
また黒く塗りつぶされた状態から“消しカス”を生み出すことと引き換えに、
“消された部分”が光を表象することも作品世界に深みを与えています。
陰陽思想をビジュアル面でもコンセプト面でも見事に視覚化しています。
(Kunst Arzt 岡本光博)
アーティスト・ステートメント
白い紙に鉛筆で描く。描いたものを消しゴムで消す。
消しゴムのかすが出る。消しあとが消えていない紙に鉛筆で描く。
ごく自然にあたりまえに、何万回もくり返しおこなわれている。
まるで電車から過ぎていく景色を見るように。
まるで人の生き死にのように。
消しかすが形をつくり、アニメーションとして動き、
今が今になり、今が今となる。