開催情報
【期間】2021年8月17日(火)-8月23日(月)【開館時間】11時 – 19時(最終日は16時まで)
【料金】無料
https://note.com/keibunshabooks/n/n0be4f1eaaac4
会場
会場名:恵文社 一乗寺店 ギャラリーアンフェールwebサイト:http://www.keibunsha-store.com/
アクセス:〒606-8184 京都市左京区一乗寺払殿町10
問い合わせ:075-711-5919
概要
私は人類で、毎日働き、毎夜巣に帰って睡っている。その度に進化あるいは退化する。どうして見たのかわからないような、変な夢を見た。あの夢は何だったのだろう。ギャラリーアンフェールにて、平田基さんの個展を開催いたします。
制作にあたって
絵画が人間にのみ行うことができるものであるのなら、私は人間を描くことを選びます。おそらく人間が何を描こうと、それは人間に行きつくもののような気がしています。色の重なりと体の動きで、己の生をぐるぐるとかき混ぜて、渦の隙間に何かを探して描く。目で耳で鼻で口で肌で感知したものから生まれる、不可解でならない我々の持つ習性や概念というもの。
人間という生物は何であるのか。その疑問からものを生み出すということ。
一筆一筆、一色一色、一枚一枚と、その都度出てくる現象と対話をしながら、答えを重ねています。
ご来場されるみなさまへ
睡ること、というものにずっと言い知れぬ興味があります。
他の動物にはない長時間の睡眠が、我々の進化を促して、今日、こんな街が出来上がって、歩き、電車に乗り、本を読んだり、食事を共にしたり、会ったこともない同族を憎んだりできている。
嬉しいのでも悲しいのでもなくただ不可解であります。
私は人類で、毎日働き、毎夜巣に帰って睡っている。その度に進化あるいは退化する。どうして見たのかわからないような、変な夢を見た。あの夢は何だったのだろう。
そんなものを拵えてお待ちしております。
平田基(HIRATA MOTOI)
絵描き。1993年生まれ
人間の生命について制作を行う。
<展示歴>
2016 「箱庭バカンス」京都 グループ展
2017 「アイスクリームと千年ルールとバイバイと」京都 グループ展
2018 「美術室」三重 グループ展
2020 「人寝世/居心地のわるい泡」三重 個展
2021 「CONDENSE ROOM」京都 グループ展
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