開催情報
【作家】小林一夫、岡田和也、舞原克典、吉田武夫、皿谷実、越田英喜、小尻多賀子、若林智久、宮村長、松谷昌順、山本厚子、浜田和世、岡崎秀樹、辻浩、渡辺信喜、北原昭一、内山政義、佐野賢、望月重延
【期間】2014年2月22日(土) ~ 3月9日(日)
【料金】無料
http://www.kcua.ac.jp/gallery/exihibition/5569.html
会場
会場名:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAwebサイト:http://www.kcua.ac.jp/gallery/
アクセス:〒604-0052 京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1
(堀川御池ギャラリー内)
電話番号:075-253-1509
開館時間:11:00〜19:00(入館は18:45まで)
休館日等:月曜日(祝日の場合火曜日休み)
概要
本年3月に京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAにて開催された、「戦ったあとの美術1950年代を中心に」の続編として、1960年代に焦点を当てた展覧会を開催いたします。戦後の経済復興を経て日本が世界的にも輝かしい進展を遂げつつあったこの時代。東京オリンピックを皮切りに国内の様々なインフラが整備され、社会文化のかたちが生産から消費へと大きく変わろうとしていました。しかしそれは、高度成長の代償として生じた公害問題、あるいはキューバ危機やベトナム戦争に代表される東西緊張などと共にあったともいえます。一方美術の世界に目を向けてみると、東野芳明や中原祐介など、新進気鋭の美術評論家が海外美術の動向紹介を矢継ぎ早に紹介し、国内の現代美術の醸成に寄与しつつありました。
本展では、本学芸術資料館に保存されている当時の制作展買い上げ作品を中心に展覧し、時代との関係を探ってゆきます。出品作品には、表現における変革を予兆させる作品が多く見られます。とりわけデザインにおいて同時代の建築や広告の影響を受けた作品がみられ、時代の色を感じさせます。