開催情報
【作家】招聘講師: Lucky Dragons
出展作家: 安東 睦郎/池田 精堂/黒木 結/駒井 淳也/田中 秀和/谷中 佑輔
【期間】2015年1月24日(土)- 2月8日(日)
【料金】無料
http://gallery.kcua.ac.jp/exhibitions/20150124_id=2719#ja
会場
会場名:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
webサイト:http://www.kcua.ac.jp/gallery/
アクセス:〒604-0052 京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1
(堀川御池ギャラリー内)
電話番号:075-253-1509
開館時間:11:00〜19:00(入館は18:45まで)
休館日等:月曜日(祝日の場合火曜日休み)
概要
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAでは,アメリカ・ロサンジェルスで活動するサラ・ララとルーク・フィッシュベックによるアーティストグループLucky Dragons(アーティスト)を講師に迎え,レクチャーと実習を通じた若手アーティスト育成を目的としたワークショップを開催します。本ワークショップでは,Lucky Dragonsが考案した「The Open Score」と呼ばれるワークショップを約2週間に亘り実践します。スコア(Score)は通常「楽譜・譜面」と訳しますが,ここでは「実践方法」や「作り方」が書面化されたものを広義に指します。例えば,スポーツのルールブックから料理のレシピ,プラモデルの組立て説明書までが含まれます。育成対象者は,Lucky Dragons のレクチャーとワークショップを通じ,自身の作品をスコアにすることに挑戦します。スコアにすることは,作家固有の表現であった作品を,表現者を選ばない再現可能なものに変換し,素材の制限を受けない普遍的な形体に落とし込むことだといえます。
ワークショップは2部構成で行われ,第1部では講師によるレクチャーと美術史の中から代表的なスコアを選び,それを実践することで制作手法を学びます。例えば,アラン・カプロー(Allan Kaprow),エルヴィン・ヴルム(Erwin Wurm),ソル・ルウィット(Sol LeWitt)等の作品が対象となります。第2部では,複数のスコアを創作し,講評と改善を繰り返します。最後に自身の作品(もしくは作品と呼べるもの) をスコアにします。ワークショップで作成されたスコアは,パフォーマンス,ドキュメンテーション,成果物,説明書として,成果発表展にて展示公開されます。
2015年1月10日(土)ー1月23日(金)にギャラリ—滞在型のワークショップを、1月24日(土)より同ワークショップの成果発表展を開催します。
企画 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
主催 文化庁(平成26年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業)
京都市立芸術大学
共催 公益財団法人京都市芸術文化協会(京都芸術センター)