開催情報
【出演】Kosei Sakamoto + Monochrome Circus
【日時】
2015年1月16日 (金) 19:00
2015年1月17日(土)14:00*/18:00
2015年1月18日 (日) 14:00
*アフタートークあり。
ゲスト:富田大介(大阪大学大学院国際公共政策研究科 教員)
【料金】前売/一般 3,000円 、学生/2,500円、18歳以下/2,000円
*当日各500円増し
*学生券、18歳以下券は在籍、年齢がわかる証明書を提示
http://www.kac.or.jp/events/14990/
会場
会場名:京都芸術センター
webサイト:http://www.kac.or.jp/
アクセス:〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2
電話番号:075-213-1000
開館時間:10:00〜20:00
休館日等:-
概要
全ての生命、全ての願望、言葉、哲学、音楽、詩、身体が「宙づり」にされる。三好達治による詩『灰が降る』をサブテクストに世紀を隔ててなお人類を翻弄し続ける「核」の問題、文明の孕む問題、その中での身体とダンスの未来を考察した作品。
日本-フィンランドのコラボレーション作品として、日-フィン4都市で上演し好評を博した同作品をMonochrome Circusのダンサーに委嘱。ヴァージョン・アップして京都初演を行います。
振付・演出:坂本公成
演出助手:森裕子
照明デザイン:藤本隆行
作曲:山中透
出演:森裕子他
プロフィール
Monochrome Circus(モノクローム・サーカス)1990年結成。「身体をめぐる/身体との対話」をテーマに国内外で活動しているダンスカンパニー。主宰坂本公成。
ソロやデュオを踊りきる力量を持ったダンサーで構成され、コンタクト・イン・プロヴィゼーションを活かした有機的なアンサンブルが持ち味。国内外の振付家や他分野のアーティスト、地域コミュニティとの共同製作など幅広く作品を製作している。
坂本公成(Kosei Sakamoto)
振付・演出家、ダンサー。Monochrome Circus主宰。フェスティバル・ドートンヌ(2009年)、混浴温泉世界(2009年)、瀬戸内国際芸術祭(2010年)、鳥の演劇祭(2012年)など国内外で作品を発表。「身体と身体の対話」をテーマにコンタクト・インプロヴィゼーションの普及や開発に興味を持ち、更に空間、コミュニティー、建築、都市とその射程を広げている。代表的な作品に「掌編ダンス集」10作品や、grafの家具とのコラボレーション作品『TROPE』などがある。平成19年度京都市芸術新人賞受賞。天理医療大学、精華大学非常勤講師。
山中透(Toru Yamanaka)
学生時代、京都を中心に実験音楽系のフィールドで活動し、マルチ・メディア・パフォーマンス・グループ「dumb type」の立ち上げに参加。創成期のメンバーとして、音楽と音響を担当。いまも続く伝説的なドラッグクイーン・イベント「Diamonds Are Forever」のDJ、主催者で、様々な分野の人々と積極的にコラボレーションを行っている。近年は、アジアを代表する演出家オン・ケンセンのカンパニー、シアターワークスの音楽監督を務めつつ、BuBu、Monochrome Circus、じゅんじゅんScience、MuDAらの音楽を担当。自身の作品として、CD+DVDアルバム『flo+out』(2007年)、舞台音楽のリミックス作品集『Sextant』(2012年)などがある。
藤本隆行(Takayuki Fujimoto)
1987年からダムタイプに参加し、主に照明並びにテクニカル・マネージメントを担当する。21世紀に入ってからは、LED照明を使った舞台作品の制作を開始。その最新作「Node/砂漠の老人」は、昨年、白井剛との共作として、愛知トリエンナーレ、神奈川芸術劇場、香港文化中心にて発表された。
またその他にも、国内外のアーティストとのコラボレーションを活発に行い、2010年からは大阪の山本能楽堂にて、古典的な能の演目にLED照明デザインを付ける試みも始めている。その仕事は,デジタル技術を積極的に舞台や美術作品に援用することで,身体とテクノロジーが確かな相互作用を結び、より解像度と強度の高い経験を観客に提示することをめざしている。