開催情報
【作家】黒木結、沢水彩香、城田香菜子×たけふじよしとも、鈴木孝平、堂本佳澄、東谷俊哉、横内朝
【期間】2014年8月9日(土)〜 8月24日(日)
【料金】無料
http://gallery.kcua.ac.jp/exhibitions/20140809_id=1998#ja
会場
会場名:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAwebサイト:http://www.kcua.ac.jp/gallery/
アクセス:〒604-0052 京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1
(堀川御池ギャラリー内)
電話番号:075-253-1509
開館時間:11:00〜19:00(入館は18:45まで)
休館日等:月曜日(祝日の場合火曜日休み)
概要
本展は、京都市立芸術大学芸術学研究室の学生が中心となって2011 年から企画・実施している、京都市立芸術大学卒業生・在学生選抜の展覧会「Colors of KCUA」シリーズの第4 回です。研究活動と並行して制作の現場にも関わる芸術学研究室ならではの視点から作家を選定し、本学の制作活動や動向を広く学外に発信することを目的としています。今年はテーマを「INVITATION -浮遊する意識-」として、「招き」が制作や鑑賞のプロセスに組み込まれている作品に注目しました。この「招き」は、ワークショップへの誘い、コラボレーションの呼びかけ、パフォーマンスへの公衆の巻き込み、幽体離脱の場への手引きなど、多様性に満ちています。観客は作品に招かれることによって、自身の意識が日常生活から浮き上がり、いつの間にか固定されていた考え方から遊離するのを感じるかもしれません。また作家が協働した作品では、作家同
士が招き合うことにより、互いの意識を浮び上がらせている様子を目撃することになる場合もあるでしょう。作家たちは作品を用いて日常へ疑問を投げかけ、新たな命や視点を吹き込もうとしています。
「招き」とは、心の交流のはじまりです。日本においてかつてそれは「招をかし」という古語が示すように、招きたくなる様なという意味から、本来は面白いもの、好ましいもの、美しいものを指し示す言葉でした。ですが、「招き」とは予想可能なことばかりではなく、時に異質な考え方の衝突という側面もあるでしょう。そうした違和感を覚えたときに心に浮かぶ疑問や引っ掛かりの要素も含めて、この展覧会を企画しました。本展の作家たちは「招く」ことで何を求め、何を実現しえたのでしょうか。
それぞれの作品で試みられた「招き」をお楽しみください。
イベント、その他
トークイベント・オープニングレセプション日時:8月9日(土)16:00-
トークイベント終了後、オープニングレセプションを催します。
レセプションイベントとして堂本佳澄によるライブペイントも行います。
京都×美山さきおりワークショップ(城田香菜子)
① 8 月 9 日(土)14:0015:00
10 日(日)14:00-18:00
16 日(土)14:00-18:00
17 日(日)14:00-18:00
※年齢制限なし、参加無料。展示中の作品を作家と共に織り足すことが出来ます。作家が在廊しますので上記の時間いつでも体験可能です。
② 8 月23 日(土)14:00-17:00
※参加対象は中学生以上、材料費500 円【事前申込みが必要です】南丹市美山町の草で染めた布と、京都市内で集めた古着で織物をつくります。
ライブパフォーマンス <聴いて見る態度>(堂本佳澄+中村佳穂)
日時:8月23日(土)17:00-18:00