開催情報
【日時】2014年3月15日(土) 18:00〜20:00(午後5時半から受付開始)【料金】800円 (入場料含む)※予約不要 ※会場での写真撮影は可能です ※会場は冷え込みますので暖かい服装でお越し下さい。
http://appartsstudio.tumblr.com/post/77796906269/app-arts-studio-vol-7
会場
会場名:河合寛次郎記念館
webサイト:http://www.kanjiro.jp/
アクセス:〒605-0875 京都市東山区五条坂鐘鋳町569
開館時間:18:00~20:00(17:30受付開始)
休館日等:-
概要
工芸家はどのように【家】に関わることができるのでしょうか。今日まで工芸家による建築空間への関わりの多くは、西洋のように建築家を中心とした室内装飾としてではなく、個々の美術工芸品という域を越えるものではありませんでした。しかしながら、こうした工芸品が設えられる生活空間にこそ今日の工芸制作の方法を見出すことが出来るのではないでしょうか。
陶工・河井寛次郎(1890〜1966)が、1937(昭和12)年に設計した自邸や竹家具などの室内装飾を中心に、近代の工芸家たちが【家】にどのような生活への思考と工芸的な意匠を取り入れてきたのかを探っていきます。
【トークⅠ】「暮らしが仕事 仕事が暮らしー河井寛次郎の自邸と室内の装飾」鷲珠江
【トークⅡ】「生活と芸術ーウィリアム・森巣から河井寛次郎まで」土田眞紀
【トーク・セッション】「工芸家の家と暮らし」鷲珠江 / 土田眞紀 / 進行・中村裕太
お問い合わせ:【appartsstudio@gmail.com】|詳細は【http://appartsstudio.tumblr.com】 にてご確認ください。
プロフィール
鷺 珠江河井寬次郎の一人娘・須也子と河井博次の三女。昭和32年に京都市に生まれる。同志社大学文学部卒。現在は河井寬次郎記念館の学芸員として、祖父・河井寬次郎にかかわる展覧会企画のほか、出版・講演・資料保存などに従事する。
土田 眞紀
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。1987〜99年まで三重県立美術館学芸員。現在は帝塚山大学および同志社大学非常勤講師。主な専門分野は近代工芸・デザイン史、工芸論。著書に『さまよえる工藝―柳宗悦と近代』など。
v