開催情報
【期間】2021年6月12日(土) 〜 2021年7月4日(日)【開館時間】10:00~19:00 ※新型コロナウイルス感染症の状況により、変更する場合がございます。
【休館日等】会期中無休
【料金】一般:1,000円 (800円)
高・大学生:800円 (600円)
小・中学生:600円 (300円)
※( )内は前売料金。「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引。
会場
会場名:美術館「えき」KYOTOwebサイト:https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/
アクセス: 〒600-8555 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
電話番号:075-352-1111
概要
古くから宗教的な儀式や、また王侯貴族の生活に用いられてきた香油や乳香、没薬など、人々の生活と密接なかかわりをもって進化してきた「香り」。それらを保管するために、古代オリエントの香油壺や古代ローマン・ガラス、近代の陶磁器、華やかなアール・ヌーヴォー、アール・デコ、現代の香水メーカーの香水瓶、また日本の伝統的な香道具の贅を尽くした漆工芸品など、人々が生活の中で愛した香りにかかわる工芸品が生まれました。本展は、2020年に創業100年を迎えた高砂香料工業が長年にわたり収集してきた「香りの器」のコレクションの中から、選りすぐりの約200点を一堂に展覧いたします。古今東西の「香りの器」をどうぞご堪能ください。
高砂香料工業と高砂コレクション®
高砂香料工業は1920年2月、合成香料を製造する会社としてスタートしました。創業者で京都出身の甲斐荘 楠香(かいのしょうただか)は、日本画家・甲斐庄楠音(かいのしょうただおと)の兄でもあります。
合成香料のほか、食品などに使われるフレーバーや、化粧品、トイレタリー用品向けのフレグランス、そして触媒技術をコアにさまざまな分野に用いられるファインケミカルの開発・製造を行う総合香料会社です。
一方で、香りは文化であるという認識のもと、香り文化の支援と普及にも取り組んで、高砂コレクションはそうした文化活動の中核をなすものです。古代エジプトの香油瓶から20世紀の香水瓶に至る、香りを容れるさまざまな形状の「器」のほか、日本の香道具や香木、さらには香りに関する絵画やポスターといった、多様な時代と地域、形態の収蔵品から構成される多彩なコレクションとなっています。
※展示作品やイベント内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。
本展覧会は事前予約不要ですが、混雑状況により入館をお待ちいただく場合がございます。
予めご了承ください。