開催情報
【期間】2021年2月13日(土) 〜 2021年3月28日(日)【開館時間】10:00~19:30
【休館日等】会期中無休
【料金】一般:1,000円
高・大学生:800円
小・中学生:600円
※障害者手帳をご提示のご本人様と同伴者1名様は当日料金より200円引き
会場
会場名:美術館「えき」KYOTOwebサイト:https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/
アクセス: 〒600-8555 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
電話番号:075-352-1111
概要
アメリカの写真家、ソール・ライター。本展では、2014年に創設されたソール・ライター財団が管理する膨大な作品資料のアーカイブから、選び抜かれた作品約180点を展覧します。アメリカ・ペンシルバニア州に生まれたソール・ライター(1923-2013)は、1950年代からニューヨークで第一線のファッション・フォトグラファーとして活躍していましたが、1981年、5番街にあったスタジオを閉鎖し、表舞台から姿を消しました。しかし、2006年、ドイツのシュタイデル社から出版された初の写真集『Early Color』が大きな反響を呼び、各国で次々に展覧会が開催されるようになり、2013年にはドキュメンタリー映画が公開(日本公開は2015年)されるなど、すでに80歳を超えていたソール・ライターは再び脚光を浴びることになったのです。 天性の色彩感覚によって「カラー写真のパイオニア」と呼ばれた個性と才能は、彼が亡くなった今も生き続けています。
この展覧会では、ソール・ライターの名を世に知らしめた1940~50年代に撮影された作品を含むカラー・プリント写真をはじめ、モノクローム写真、ファッション写真、妹・デボラや長年のパートナーであったソームズ・バントリー、そして自分自身を被写体としたポートレートまで、ソール・ライターの多彩な作品をご紹介します。
離れた場所から覗き見るような被写体との独特の距離感、ガラスや鏡の作用でいくつかの時間が重層的になったように見える感覚など、ソール・ライターならではの写真表現をこの機会にご高覧ください。