開催情報
【作家】吉田 重信http://shigenobu-yoshida.com/index.html
【期間】2015年7月11日(土)~7月26日(日)
【料金】無料
http://gallery-tomo.com/?p=3679
会場
会場名:ギャラリー知webサイト:http://gallery-tomo.com/
アクセス:〒604-0995 京都市中京区寺町通丸太町東南角下御霊前町633
青山ビル1F
電話番号:075-585-4160
開館時間:12:00~19:00(最終日は18:00まで)
休館日等:月曜日休み
概要
福島第一原発から約10キロ圏内に位置する福島県双葉郡浪江町は、今も放射線量が高く帰宅困難地域である。震災当時を伝えるこの新聞は、浪江駅近くの販売所に、配達されずに放置された2011年3月12日と13日の新聞だ。紙面では、東日本巨大地震の規模の大きさや津波の被害、避難する人々の混乱した状況が記されている。中でも、福島第一原発一号機の爆発を伝える緊迫した記事からは、震災直後の生々しい記憶が蘇る。あれから4年が経過した現在、日常から失われつつあるものは様々で、時が進むほどに薄れていく記憶の風化は止められない。しかし、私達の周囲の時間の経過、その動きを刻む行動、その知識に意味を与えるためには、社会に問いかけ事実をつなげる活動が必要だ。[2011312313]は、記憶=存在=認識を視覚化することで、現在も近未来の社会でも起こりうる危機的な現実が立ち現われてくる。