開催情報
【作家】長島聡子
【期間】2012年7月2日(火)~2012年7月21日(土)
【料金】無料
http://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/past/2012/0702identify_identities/index.php
会場
会場名:京都精華大学ギャラリーフロールwebサイト:http://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/index.php
アクセス:〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
電話番号:075-702-5291
開館時間:10:30~18:30
休館日等:日曜日、祝日、大学が定めた日
概要
2003年度、京都精華大学洋画コース卒業の長島聡子による本展覧会では、長島が2008年以降に制作してきた文字を使ったアートワークス「wordgraphy」を、絵画、コンピュータグラフィック、映像などでまとめて紹介します。さまざまな人物や多様な都市風景の絵画や写真が、ある一定の距離に近づいたとき、文字で描かれていることに気づきます。わたしたちは文字を読まないようにして絵をみるのか、あるいは文字をみることで絵を読むのか、言葉の意味を理解したとき絵の意味はかわるのか、少し立ち止まってそれぞれの風景と向き合ってみてほしい、そのような展覧会です。
展覧会タイトル「Identify Identities」によせて
E.H.エリクソンは『アイデンティティ』(金沢文庫、1973年)のなかで、すべてのひとがあるがままに、彼らが置かれる社会からアイデンティファイ(確認)されなければならないとしてアイデンティティーのあるべき姿を説いています。
「すべての人のアイデンティティーをあるがままにアイデンティファイする」現代においてそのような社会、空間、コミュニティーをつくり上げることは大前提のことかもしれません。しかしそれは現実でしょうか。
本展覧会では、それぞれの題材に対する創作行為がアイデンティファイ行為に変換されることを主軸とし展開します。