開催情報
【期間】2023年3月4日(土) – 5月31日(水)【開館時間】午前10時 – 午後5時(入館は午後4時30分まで)
【休館日等】毎週月曜日(ただし、5月29日は開館)
【料金】 一般 1,500円 学生 1,300円
※ 学生の方は学生証をご提示ください。
※ 現在、団体での来館ご予約はお受けできません。
(団体割引料金のお取り扱いは中止しております。)
※ 障がい者の方は、障がい者手帳などのご提示で100円引き
https://www.emuseum.or.jp/exhibition/ex080/index.html
会場
会場名:細見美術館webサイト:http://www.emuseum.or.jp/index.html
アクセス: 〒606-8342 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6−3
電話番号: 075-752-5555
概要
『日本書紀』によると、日本の香文化の幕開けは、推古天皇3(595)年4月、香木が淡路島に漂着したことに始まります。香木は、仏教という宗教儀礼の中で重用され、やがて平安時代、遣唐使の廃止による国風文化の勃興に伴い、中国とは別の日本独自の“香の道”の歩みが始まります。香は和歌とともに、貴族たちが自らを表現する重要な手段となりました。
そして室町時代中期、応仁の乱後、東山慈照寺(銀閣)に於いて、足利八代将軍義政の同朋衆 志野宗信(1443~1523)の手によって香道の基礎が作られました。以後、志野流は500年以上にわたり、現家元20代幽光斎宗玄まで連綿と継承されています。
本展は、初代志野宗信の500回遠忌を記念して、貴重な名香と香りにまつわる美術工芸品の数々を展観し、多様な日本文化の結晶ともいうべき“香道”と、志野流の歴代の系譜を紹介するものです。