開催情報
【期間】2021年10月29日(金) –【開館時間】午前10時 – 午後5時(入館は午後4時30分まで)
【休館日等】
毎週月曜日 (祝日の場合は、翌火曜日)年末年始(12月27日(月)-1月4日(火))
【料金一般】 1,300円 学生 1,000円
※現在、団体での来館ご予約はお受けできません。(団体割引料金のお取り扱いは中止しております。)
※障がい者の方は、障がい者手帳などのご提示でご優待
(1,300円→1,200円)
https://www.emuseum.or.jp/exhibition/ex074/index.html
会場
会場名:細見美術館webサイト:http://www.emuseum.or.jp/index.html
アクセス: 〒606-8342 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6−3
電話番号: 075-752-5555
概要
⾍博⼠が問いかける「⾃然とは何か︖」 ―虚実を超える美の世界―解剖学者の養老孟司は、無類の昆虫愛好家、昆虫学者としても知られ、世界各地を訪れて、不思議と驚異にみちた虫たちの生態を探求しています。古来、我が 国の人々はゆたかな風土に育まれた様々な虫たちに親しみ、その姿を写し愛でてきました。
本展では、養老孟司が細見コレクションから選ぶ、虫を表した絵画・工芸作品 約60点を紹介します。写実の精緻を極めた伊藤若冲の「糸瓜群虫図」、宝石のよ うな虫たちが鏤められた蒔絵の小箱など、みずみずしい好奇心にあふれる虫博士 の眼が出会った、日本の美に息づく儚くも美しき生命を、どうぞご鑑賞ください。
加えて養老孟司が親交を結ぶ作家の、独特な自然観やデジタル技術によって表現された作品も紹介します。
養老孟司
1937年、鎌倉市⽣まれ。東京⼤学医学部卒、⼤学院医学系研究科修了、医学博⼠。同⼤学助⼿、助教授、1981年教授。東京⼤学総合資料館館⻑。1989年『からだの⾒⽅』でサントリー学芸賞受賞。1995年東京⼤学医学部教授を退官。同⼤学名誉教授。1996-2004年北⾥⼤学教授。⼤正⼤学客員教授。
著書に『唯脳論』『⾝体の⽂学史』『⼈間科学』『バカの壁』『死の壁』『養⽼先⽣と遊ぶ』(監修)ほか多数。1989年、『からだの⾒⽅』でサントリー学芸賞受賞。『バカの壁』は 420万部を超えるベストセラーとなり、2003年の新語・流⾏語⼤賞、毎⽇出版⽂化賞特別賞を受賞。京都国際マンガミュージアム名誉館⻑。
⼩学校4年⽣から昆⾍採集をして標本を作製。現在は神奈川県箱根に通称「養⽼孟司昆⾍館」を持ち、鎌倉の建⻑寺に⾍塚(設計:隈研吾)を建⽴、毎年6⽉4⽇「⾍の⽇」には⾍供養を⾏う。現在はゾウムシの分類に凝る。昆⾍に関する論⽂も多く、新種もいくつか記載している。