• 2021年05月27日

開催情報

【期間】2021年04月03日(土)~2021年07月10日(土)
【料金】無料
https://www.dnpfcp.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=2&seq=00000757

会場

会場名:dddギャラリー
webサイト:https://www.dnpfcp.jp/gallery/ddd/
アクセス:〒616-8533 京都府京都市右京区太秦上刑部町10
電話番号:075-871-1480
開館時間:11:00〜19:00 ※土曜日と7月4日(日)は18:00まで
休館日等:日曜・月曜・祝日休館 ※特別開館7月4日(日)
  

概要

戦後、世界的な影響力を発揮したスイス・タイポグラフィの潮流を受け継ぎ、大阪を拠点に独自の活動を展開したタイポグラファ、グラフィックデザイナーのヘルムート・シュミット。国内外のデザイナーに大きな影響を与えたその実践の全体像を提示する、初の大規模回顧展です。
シュミットの初来日は1966年。バーゼルでエミール・ルーダーらに学び、文字を組むことに心躍らせていた24才の若者は、ルーダーの教えに続くものを日本の地に求めました。一度はヨーロッパへ戻りましたが、1977年に再び来日。以来、2018年に逝去するまで、情報伝達とフリーフォルムという二元性と向き合いながらデザイン活動を行い、商業作品も個人的な作品も、アプローチは違えど分け隔てなく取り組みました。
本展は、シュミットの有名無名の作品やその制作プロセスを、彼がその探求のなかで出会った人々の面影とともに辿るものです。最後までごく個人的であり続けた、人間味あふれるヘルムート・シュミットのタイポグラフィの軌跡をご覧ください。