開催情報
【期間】2013年11月22日(金)〜12月26日(木)【料金】無料
http://www.kac.or.jp/events/9131/
会場
会場名:京都芸術センター
webサイト:http://www.kac.or.jp/
アクセス:〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2
電話番号:075-213-1000
開館時間:10:00〜20:00 (最終日17:00まで)
休館日等:10月31日(木)
概要
ベテラン作家と若手作家が向き合い、互いに触発し合うことで現代美術を様々な角度から捉え見通す「新incubation」。5回目となる本展は、素材に秘められた可能性を探る二人の作家、生田丹代子と佐々木友恵の作品を紹介します。ガラス素材を重ね、光や自然のかたちを造形するベテラン作家・生田丹代子。
漆を重ね、自身の記憶や痕跡を画面に定着させる若手作家・佐々木友恵。
素材を重ね、そこにおもいを重ねてかたちづくられる作品たち。
あなたはそこに何を重ねるのでしょうか。
イベント、その他
アーティストトーク本展出品作家、生田丹代子と佐々木友恵によるトーク。
日時:11月22日(土)16:00~17:30
会場:ミーティングルーム2
※事前申込不要・入場無料
対談「素材へのまなざし」
出展作家と米原有二(工芸ライター)による対談。
日時:12月21日(土)15:00~16:30
会場:ミーティングルーム2
※事前申込不要・入場無料
プロフィール
生田丹代子1953年京都府生まれ。1976年京都薬科大学卒。1980年代から薄い板ガラスを積み重ねて、有機的または幾何学的な造形作品を作り始める。変幻自在に繰り広げられる光のグラデーションは、見る角度によって様々に作品の表情を変化させる。活動初期より定期的にギャラリーでの個展や海外のアートフェアへの出品活動を行う。1990年京都市芸術新人賞受賞。
佐々木友恵
1983年埼玉県生まれ。2009年京都市立芸術大学院美術研究科漆工専攻修士課程修了。
平面作品や立体作品に漆を用いることで、漆の表現の多様性・可能性を探る。漆を塗り重ねては研ぐという作業を何度も繰り返すことで、艶のある画面を生み出す。どこかノスタルジックな作品は、佐々木自身の「記憶」や「痕跡」をテーマに制作している。